上達の法則:指の人格により音を変える

昨日は感情があるだけではそれは伝わりにくく
表現技術を鍛える事で細かな感情も伝えられるようになるというような内容を書きました。
これがウクレレでいうとソロ演奏というわずかにウクレレ1台で
音楽の3要素であるメロディハーモニーリズム
■これを一度に表現する というような高度なことになると  感情論ではなくて、やはり物理的な演奏技術が 非常にだいじになるわけです。
■このときのメロディと伴奏を際立てて 弾き分ける方法として
 1指を変える 2表現を変える 3指の運動量を変える  と、これらの組み合わせ。
■とおつたえしました。 この方法を使うと、買ってきた 譜面もあら不思議。
 魔法のように演奏が立体的に なるではありませんか。
■そう、親指一本でひくようなアレンジの
 譜面をお持ちの方。
 もともとはハワイのウクレレの神様 ハーブオオタさんの後期の奏法 をベースに日本でいろいろ解釈があり 譜面などになっていますが。
■そのまま素直に親指で弾くと あれ、あれ なかなかあの立体感がでませんね。
 でもオオタさんは親指だけで あんなに表現豊か。
■これは3番目の運動量が違います。 こちらは後で述べますが、
 オオタさんだからこそ1本で弾いて
 あそこまでできるのです、
 指は5本あるのだから全部使った方が
 ぐっと近道ですよ。
 まずやってみるといいのは。
■1指を変える。 これはまずメロディを人さし指の アップで弾きます。
 98%の方は考えても見なかったと 言いますね。
■物理的な解釈を書きますと。 最初に弾く音がメロディになりますね。 これは力強く響きます。
 そして大きくピッキングすると 2弦、3弦も1弦のメロディに比較して 小さく鳴りまして ハーモニー、ベースが得られる。
■このことがまず大きなポイント 非常に豊かなサウンドになります。 1弦だけではなくて、コードを押さえたまま 2弦、3弦も鳴らしてみてくださいよ。
■コードの部分は 親指と人さし指でつまむように 全部の弦を弾くか 親指で4→3→(2)弦と順に弾き メロディの弦(2)もしくは1弦を 人さし指で弾きます。
■親指と人さし指は長さも強さも 指の弦にあたる角度もちがいますので  キャラクターが変わって来る訳ですね。
 そうです、各指は別人格なのです!
お持ちの譜面でやってみるといいと思います。明日に続けます。
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 指が変われば人格が変わるのである。 いつも決まった指でやっている何かを 違う指でやってみてはどうでしょう?
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