■こんなおたよりがきました。
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【ご感想、ご質問 内容】
毎日おつかれさまでございます。
前回のメールマガジンの記事がウクレレの
音の弱さのことでしたので、とても興味深く拝見しました。
といいますのは!
昨年、ハードの知識がまったくないまま、
誘われるまま、バンドに参加したのですが、
練習スタジオでのすさまじいハウリングと
(それゆえ音量があげられないため)
音の弱さに泣かされっぱなしのデビュー戦でした。
みんなとの演奏のなかで自分の音が聞こえないことが
こんなに不安なものになるとは、予想もつきませんでした。
しばらくしてから、
ウクレレに内臓されていたマイクが音をひろいやすいもの
だったということがわかったのですが、
もうすっかりハウリング恐怖症ですね。
まだ根本的に解決できていません(笑)
ウクレレならではの弱さ?なのでしょうか、
高橋先生もご自身で創意工夫されていらっしゃいましたよね。
私はハード的なものは弱いのですが、
ちょっと頑張ってみようと思います。
それでもわからなかったら、改めて質問させてくださいね。
無記名希望様
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無記名希望様、おたよりありがとうございます!
バンドでウクレレとはいいですね。
課題を僕なりにまとめてみると。
バンドとの音量調整でウクレレを上げると
ハウリングが起きる。
よって、ウクレレの音を上げられない
ということ。
そうすると自分の音が聞こえなくて弾きにくい。
ということですね。
なので
1つの回答としては他に音を下げてもらう
というのもあります。
オーケストラは小さな音が苦手でしたが
アランフェス協奏曲でギターと共演することで
ピアニッシシモの表現に向上があったとききました。
もう1つの方面としてはウクレレの音量を
上げてもハウリングが起きないようにする
ということですね。
じつは、僕はソロでマイク収録なので
完全にPAさん任せです。。。
ハウリングが出る時はどうぞ音量を下げて下さい。
という戦わない方針なのです。
というわけで、クロサワ楽器の梅田さんに
今回も聞いて見ました!!!
困った時の梅ちゃん頼みです!
(梅田さんはクロサワ楽器ドクターサウンド お茶の水)
(におられます、その場でリペアやパーツ交換もしてくれます)
_______梅田さん回答_______________
ウクレレのハウリングですよね?
色々と要因があるんですが、
まずアンダーサドルピックアップの場合、
取り付け方が悪いとハウリングを起こします。
再取り付けで解決することが多いですね。
次にコンタクトピエゾピックアップの貼りつけ位置が
そのウクレレにマッチしていない場合ハウリングが起こります。
これは貼り位置を変える事で解消できます。
ピックアップに問題が無い場合は、
アンプ、スピーカーとの立ち位置だったりします。
スピーカーの正面ですとハウリングしやすいので、
そこを避ければ良いと思います。
ウクレレって小さい楽器なので、
ボディトップが共振する事は少なく
大抵がピックアップが原因だったりします。
以上ご参考までに!
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ということで、ピックアップに問題がある場合が
多いという事のようです。
まずは、取り付け位置が変更可能な貼付けタイプ
であればいろんな位置を試してみるのもいいかもしれません。
立ち位置というのは、たしかにそうですね。
スピーカー正面をさけ、その横あたりに立つ。
位置をいろいろ工夫してみて下さい。
また、自分の音が聞こえない
でも周りの人達はそんなに気になっていない
場合は、イヤホンモニターも使えるかもしれません。
(僕も試していこうと思います)
あと、特定の音域がハウリングする場合は
その音域をミキサーのイコライザーで下げる
という考え方もありますね。
いきなり多くの回答が出て来て
驚いてしまいますね(笑)
身近な方の意見も聞きつつ、ひとつずつ
試していきましょう!
ピックアップなどの問題は、専門家に見てもらった方が
早いかもしれません。
ウクレレのハウリング対策
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