ウクレレ教室:インプットとアウトプットの間にあるものは言葉でのみ伝達される

【インプットとアウトプットの間にあるものは言葉でのみ伝達される】───────────────────────────────────■学習の要素として 昨日は、インプットとアウトプットの間に 価値判断、実行指令があるとお話しました。 これが一般にセンスと呼ばれますが あるレベルまではルールだともお話しています。■書道の例で恐縮ですが 自信のない日本人である高橋は 自分の書いた字が全部ダメに見えるのです(泣) それはルールを知らないから判断に困る。 ということでもありまして 先生と一緒に、あーだこーだ言いながら 先生のお話を聞きながらルールを叩き込んできました。■先生はダメ作品の中にも光明を見いだす 特に書道を初めて間もない頃 高橋は全部の作品に否定的な感覚を覚えるわけですが。 先生から見ると、ここはいいところがある。 そんなふうに拾ってくださるそして。■もちろんダメな部分もあるわけですが 初めたばかりのころは部分しか見られず ダメなところに目がいくものですが 先生というのは全体の印象と同時に 部分の良さ、まずさを的確に見てとります。 このピックアップ力というのは凄いですね。■褒めて、具体的に示してくれる 良い部分は、多少おだて?!ても褒めてくれる。 そして修正する余地があるところも これは大事ですが必ず「書き方を見せてくれて」 具体的な動きを示してくれました。■気合いや根性ではなく物理的な違い 気合や根性、ましてや良い字を書く方法は雰囲気ではなくて 具体的、物理的な筆遣いなんです。 (楽器演奏も同様ですが)  この筆遣いと書かれた文字という結果が結びつくところ これを見せてくれたと言うのはやっぱりありがたかったですね。 (今後も高橋いろんなことを勉強したいですが) (乗馬とか弓とか!武士になりたい!?汗) (やってみせてくれる先生を絶対選びます)■物理的な行動と同じく大切なのは言葉 話はもどりますが、インプットとアウトプットの間にあるもの。  価値判断ですが、これは抽象概念。 よいとか、いまいちと言う事。 これは、言葉でしか伝達できません。 例えば書道でいうと ・墨と同じくらい白い部分を見せる  ・それぞれの画の間に脈があるように書く ・まずは均等均一に書く ・右上がりを工夫する ・筆を立てる ・筆を返す 等々、結果だけを見てもどう書いたか分からない。 そんなポイントが沢山あるもの。 そしてこのポイントが価値でありどう書けばそう書けるか ルールを学んだ人には分かっているのです。■ルールを学んだ人=先生 シンプルに言うと、ルールを沢山学んで これを行動と言葉で伝達できる人が先生です。 プレイヤーとして結果をアウトプットできても 価値判断は言葉でしか語れないので良い講師、先生になるには 言葉を磨く事が必須。 これは時間がかかるし、またかけてしかるべき事です。■言葉を習得する最良の方法とは それは、、、 しかるべき言葉をもっている先生につくこと。 シンプルですが、真実です。 高橋もやはりウクレレにしても師匠つく前はですね そのための言葉と言うのを持ってなかった。■この言葉をさらに日々書いて磨いております(笑) メルマガにも何度となく書かせていただいていますが ウクレレでいうとこの価値判断は ・音と音のつながりであったり ・強調するための対比であったり ・時間というものが刻み込まれていたり ・時間の感覚を揺さぶるようなテクニック ・色彩を感じさせるようなハーモニー などなどですが これらを言葉で伝えることができなければ 伝えるために、まいどまいど、全く同じ演奏を再生する。 それしかないわけですが、これでは伝達不可能です。 見よう見まねで弾けるようになる人はいるでしょうが? なぜそれが良いのか伝わることはありません。 よって、他の曲には応用がきかない。■言葉のシャワーを日々大量に出して そしてこの豊かな言葉というのは 専門的に日々これを使っている人から聞くことで 脈々と受け継がれていく。 高橋がウクレレをお教えした方は、この言葉を 何度も聞いて、彼らが教える時は同じ言葉をまずは 使っているのです。 本人が意識してるかどうかは今後の問題ですが。 これは実は本当は凄い事です。■日々これ価値判断の改善の日々 そして、高橋もこの言葉を日々アウトプットし (メルマガで毎日1110回、レッスンでも日々) 上手く伝わったかどうかレッスンではその場で メルマガやブログはことあるごとにご感想を聞いて フィードバックをかけて修正し、価値判断をブラッシュアップ し続けています。 もちろんこれを、レッスンや教材に惜しみなく投下していくわけ! まだまだ改良し続けますよ!━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたい方は「ウクレレ楽しい大學オープンキャンパス」無料講義をご覧下さい。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、日々のメルマガより抜粋修正してお届けしています。メールマガジン「うずまきシステムデザイン論」に登録頂ければ最新の研究レポート(笑)がリアルタイムに自動で届きます。

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