ウクレレ教室:高橋先生との決別も考えましたが(笑)

▼広島出張〜ヒロマーチレッスンのご感想───────────────────────────────────■こんにちは!高橋重人です。 昨日は広島にて体験レッスンを実施。 とってもとっても、喜んで頂いておりまして ご感想も集まっておりますが、 やりとりが続いていた 先日の西宮でのレッスンのご感想が届いていますので こちらから、紹介していきます。______ここからご感想____________ 「高橋先生との決別も考えましたが(笑)」 〜今まで出来なかったことが少しずつ  出来るようになる感覚を味わっています〜 高橋重人様 先日、西宮でのヒロマーチのレッスンを受けたMです。 貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。 私の今回の目的は、 私は今まで人に楽器を教わったことがなかったので、 とにかく体験してみたかったこと、 レッスンを受ける生徒さんの気持ちを感じてみたかったこと、 そして、どうせなら本物の、真剣に取り組んでいる方の レッスンを受けたかったことでした。 レッスンは、タブ譜を初見で演奏する能力が 低い私には全くついていけず、 なかなかうまく出来ない生徒さんの 気持ちがよくわかりました。とても良かったです。 これは後でじっくりやるしかないな、とあきらめて、  出来るだけ先生の手元やレッスンの進め方に重点を置いていました。 しかし、解せなかったのは、先生のリズムに全く乗れなかったことです。 リズム感だけが取り柄の私がこれではお話にならん・・・ その時は(速度が)遅すぎるからかな?と思っていたのですが。 後日、練習してみると、レッスン時よりも全く弾けません。 原因は2つでした。 リズムの表で人差し指(アップ)、裏で親指(ダウン)  のところがとても多い 高音は1弦との意識があるため、4弦親指の所を勝手に  人差し指で1弦を弾きにいってしまう は慣れました。4弦は高い音という感覚が出来て来ています。 問題はで、バンドでボーカルとギターをやっていた私は、 リズムの表がダウン、裏がアップをかなり忠実にやっており、 肘、手首が勝手に動きます。 この動きが逆になることが非常に多く、ボディーに指を付けて 固定して弾く分にはなんとかなるのですが、 ロールなどで手をボディーから浮かしたとたん、 肘と手首が勝手にアップダウンをやってしまうのです。 今日、やっとタブ譜の1枚目の右上半分ぐらいまで なんとか通せるようになりましたが、 油断したり、集中力が切れると、もうだめです。 右手が勝手に動きます。 高橋先生もバンドでボーカルとギターをやっておられたみたいですが、 習いだした時、戸惑いはありませんでしたか? 先日メルマガでギターとウクレレの根本的な違いの ことにふれておられましたが、 具体的にはどういったことでしょうか? よろしければ教えて頂けますか? 練習し始めの頃は、今までやって来たことと あまりにリズムの感覚が違うため、 高橋先生との決別も考えましたが(笑) 頭を切り替え、全く違ったことに新たに取り組むつもりで始めると、 とても楽しくなってきて、今まで出来なかったことが 少しずつ出来るようになる感覚を味わっています。 あのレッスン以来、私の考え方が大きく変わりました。 今まで意識もしていなかった一段上のステージが見えて来て、 たどり着くにはどうすればいいか、を考えられるようになりました。 遥か彼方ですが・・ また参加します。 長文、失礼しました。 今日のメルマガおもしろかったです! 値引き交渉なんてする人がいるんですねー、度胸ありますね。              ヒロマーチ体験レッスンご参加 Mさん ___________ここまでご感想____________ Mさん、長文の本気度溢れるご感想をありがとうございます! この回は全員がなんらかのカタチでウクレレを教えている側 という参加者さんがお集り頂き、 結構なペースで進めてしまいましたが 当日しっかり理解して頂けるよう指導致しましたので 狙い通り、後日練習できていてなによりです! 本論はMさんのフォローも兼ねて、返信内容から■さて、それでは本日のうずまきシステムデザイン論〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【高橋先生との決別も考えましたが(笑)】 〜今まで出来なかったことが少しずつ出来るようになる感覚を味わっています〜───────────────────────────────────■ギターとウクレレの違い まずは、ギターとウクレレの本質的な違いですが  楽器の成り立ちにまで遡りますので ウクレレ楽しい大學 オープンキャンパスの記事を ご覧頂ければと思います。 1限目 ウクレレとは何か https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/lesson1whatisukulele/  3限目 ウクレレとギターの違い https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/lesson3differencebetweenguitarandukulele/  というわけで、まずスケール(楽器の弦の長さ) が違うので、ギターと同じ奏法では ウクレレ本来の音色を引きだす演奏ができません。 というわけで、ギターのように 他の弦やボディ表面に指を固定する固定方法ではなく■ウクレレのピッキング奏法 ウクレレのボディーに指を固定し強烈にボディと弦をあわせ叩く (ような勢いで) 楕円運動のピッキングを行い、エネルギーを弦に渡して行きます。 これが、ウクレレ固有のピッキング奏法です。 (もちろん、共通の奏法も沢山あります。) クラシックの曲などではいろいろな奏法を混ぜて弾きますが ヒロマーチや12番街のラグなど伝統のウクレレソロ王道曲 これらを弾いている時は圧倒的にピッキングを使います。 また、クラシックなどを弾いても核になるのはピッキングの技術。■レッスンのときのこと レッスンの途中で、アウトプットを置いておいて インプット=じっくり見る事に切り替えられたのは 分かりましたので、Mさんから見やすいポジション だったこともありそのままレッスンを継続しました。■学生時代〜高橋はリズム感に自身なし! さて、リズムの話ですが、私はリズム感にたいして自信がありません それでも、続けていれば昔のドラムのメンバーから 「リズムがタイトになった!」 など褒めてもらえるので、継続は力なのでしょうね。 僕も学生時代は「ディジーミズリジー」や「メタリカ」 などのバンドのコピーをギターヴォーカルでやっていました。 ディージーミズリジー(グローリー) https://youtu.be/NYq8hXDeXis メタリカ(マスターオブパペッツ) https://youtu.be/He2Z0wfmDBA?list=PL930F20DCF461B134■ウクレレ固有の奏法との出会い たしかに、ウクレレの師匠についたころは アップピッキングでメロディを弾くというのがかなり 新鮮でありました。 ただし、これこそがウクレレのピッキングスタイル ということで、先生の演奏に感動して習ったこともあり。 これ以外に学ぶ価値のあるウクレレを想像できませんでしたので  練習を続けてマスターしました。 (まったく当時の主観です m(__)m)■高橋との決別!? は断念されたようで良かったです(ホッ) その後、ゆっくり練習を重ねられ 「あのレッスン以来、私の考え方が大きく変わりました。  今まで意識もしていなかった一段上のステージが見えて来て、  たどり着くにはどうすればいいか、を考えられるようになりました。」 という境地に進まれたこと! ありがとうございます。 講師冥利につきるお言葉!■訓練、慣れの比重は思ったより大きい 多少の補足になりますが ダウンで拍の頭、アップで拍の裏というのも 慣れ、訓練が作ったもの。 今回のウクレレではそういう奏法がおおいですが ピアノ奏者でしたら全部ダウンです。 エレキベースなども指弾きの人ほどんどアップで弾きますので どのような奏法とタイミングでも訓練すれば弾ける と高橋は思っています。■楽器演奏は人間の進化した手の動きによる ただし手の、屈筋(掴む方向)よりも伸筋(放す方向) の筋肉の方が人間の進化したカタチの現れ。 と武術関連の本で読んでピッキングアップより ピッキングダウンの方が(人指し指)進化しているのか? とも思いましたが、人指し指を伸ばした ソフトピッキングや親指の回転運動は もはや伸筋、屈筋だけで語る事のできない、 人間固有の新しい筋肉の運動であるなと 日々、(都合良く)認識を新たにしています(笑)というわけでこちらも長くなってしまいましたが。またレッスンでご自身の新しい一面に直面していきましょう!━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛「ウクレレとは何か?」という基礎から知りたいあなたへ!「ウクレレ楽しい大學オープンキャンパス」無料講義を用意しました。https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/また、このブログ記事は、日々のメルマガより抜粋修正してお届けしています。メールマガジン「うずまきシステムデザイン論」に登録頂ければ最新の研究レポート(笑)がリアルタイムに自動で届きます。