海(第2回):高橋重人の親切なウクレレ解説

 

 
まずは動画で復習を!
 

 

 

音楽はメロディとハーモニーとリズムで出来ています。

この奏法で大事な事!
右手の薬指と小指は動画のようにウクレレのボディに
つけて安定させます。
この安定感が力強さを産みますよ!!!
 

1段目の1小節から
まずはF → そして
左手薬指で2弦3フレットを足します。
そしてまた、Fに戻る。
 

F

F

 

F-2

F-2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、3/4拍子の曲なので3つ弾いたら次の小節ですよ。
 

2小節目はBbです。
 

Bb

Bb

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3弦と4弦 を同時に弾いて。
(8分音符なので先ほど4分と半分の長さですよ)
 

Bb-4

Bb-4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小指を2弦3フレットに足します。
 

小指をはなして。

Bb
Bb

また、2、3、4弦 を同時 に弾き。
そして、3、4弦 を同時 に弾きます。
 

そして、3小節目

F
F

Fコードを押さえたまま。
3、4弦(8分)、3弦(8分)
そして、2、3、4、弦
最後に2弦のみと弾きます。
 

4小節目
C7
 

C7

C7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前のFの流れを活かして、
中指はそのまま4弦の2フレットから3フレットに
スライドさせます。
そして薬指を2弦3フレットに足してあげます。
1発目は親指でボロンと弾いて。
 

2、3発目は譜面にダウンマークがついています。
コの字を反時計回りに90度の記号ですが。
ここまでは映像で、右手の小指と薬指がウクレレの
ボディについていましたが、この記号のある部分は
離れて手首から振ってストロークをしているのを確認して下さい。
また、親指が同時に大きく上から下に振られて一瞬で4つの弦を
弾いているのでこのような感じになるんです。
 

2段目
1小節目ですが。
 

Am

Am

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Am を押さえて。
1発目はボロンで、2発目はダウンストローク。
(右手の小指と薬指をボディから離す)
 

3発目はDmにチェンジ
 

Dm7

Dm7

Dm7-2

Dm7-2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Amで中指で4弦2フレットを押さえていましたから
その指を反らせるように、4弦といっしょに3弦2フレットまでも!
押さえます。
人差し指は2弦1フレット、薬指で1弦3フレットを足して完了ですね。
 

さあ、2小節目
 

F7

F7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F7ですね。小指はメロディを弾く為に外しています。
八分音符を2つ分弾きます。4つの全ての弦から、1弦のみと弾き。
 

 

F7-3

F7-3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メロディのために、小指で2弦の3フレットを押さえて上げます。
また、小指は離して

F7
F7

2、3、4弦を弾きます。
 

3小節目はBbを押さえて。
Bb
八分音符で3、4弦→3弦 と弾き
 

中指を離して

C-2

C-2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4分音符で3、4弦
〜その後、小指で2弦3フレットを弾きます。
 

最後の小節はFで。
 

F

F

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fで終わりです。
最後に1回は普通に弾いて、2、3とストロークです。
 

おつかれさまでした!!!
 

大事なのは、メロディを弾いている時は
右手の薬指と小指をボディに付けて安定させること。
しかしストロークの時は(伴奏部分)指を離して手首から振ります。
 

つまり一人で弾いているのですが、メロディと伴奏で演奏方法を
物理的に変えているんです。
 

いうなれば
 

落語的
一人二役奏法!!!
 

落語でも落語家さんは二役を演じるときに、左向きと右向きで
ポジション(姿勢)を全くかえつつ、声の調子も変えますね。
あれと同じような事ですね。
 

高等な技術ですが、簡単な曲から押さえていけば大丈夫です。
感じではなく頭で理屈を理解して訓練する事が大事ですよ!
 

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一人で表現するけど、方法や技法を全く変えて同時に表現することで
あたかも二人で演じているように見せる。
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あなたの表現力向上のプラスになれば幸いです!
 

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