ウクレレ教室:ステージを降りるまでが演奏です!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<最近の活動>▼中国よりおたより───────────────────────────────────■こんにちは高橋です! 昨日は実家から差し入れの食べ物が届きました。 ふるさとの味は良いもんですね。   また、譜面の修正、 バージョンアップを行っておりました。■話はかわりますが  中国に赴任している伊藤さんから 現地ウクレレイベントのレポートが来ています。_____________________ 重人さん お世話さまです。伊藤です。 昨日は無事に演奏を終えラリー宅にお泊まりで これからホームタウンに帰ります。 今回、お友達になった日本人のTさんは 若いのに独立して服飾関係の貿易業を営む 実業家ウクレレプレイヤー。 しかも近日ウクレレ教室も開くとのこと。 しかも語学堪能で中国語も英語もなかなかの方。 イベントは音楽ホールが主催するフリーコンサートでした。 会場は音楽ホールのフロントのオープンスペース。 毎週末、いろいろなジャンル、 主にクラシックが中心に開催しているようです。 メインゲストは台湾のデビット氏で 香港 & 地元 & 私がちょっとですね。 順番はメインのデビット氏の前かと思いきや、 デビット氏が最初で、その後、その他の我々でした。 小綺麗な司会者がいて 演奏者とからんだり曲を紹介していく お行儀のよいイベントです。 会場はほぼ満席で200〜300人。 いざ出番が近づき、袖に控えていると… 何やか主催者が私のところにきて、 時間が押しているので当初、 予定の二曲から一曲に絞ってくれとの依頼が… もちろん、仕方ないですが快く快諾しステージへ、 司会者が中国語で私を紹介してくれたのですが ついでにインタビューまでしてきました。 当然、普通のスピードで話しかけられても聞き取れません。  最後の 『聞き取れましたか?』 だけがききとれたので 中国語で 『聞き取れませんでした』 と即答。 爆笑? 失笑? まぁ受けたのか? 曲はヒロマーチにしぼり 何とか演奏完了。 よし!終わった! あとは酒飲みいこう 意気揚々と引き上げようとしたところ… 司会者がもう一曲やれと指示が?? おいおい、準備してたけど時既にスイッチオフだよ。 仕方なく弾き始めましたが動揺していたのか 12番街は一番の終わりで アッサリ終わっちゃいました(笑) ある意味ミスなくいきましたが。 結局のところ、連絡の行き違いがあったのかも知れませんが、 私のレベルではそういう直前の有りだ無しだの 計画変更は精神に堪えます。 しかし、会場のイス、PA機材など 前もって心の準備できないものもあります。 リハーサルと本番で音が変わったりなど普通ですね。 やはり何があろうが普段練習している通り平常心が大切ですね。 先日のレッスン時の話かもしれないですが 今、深セン、広州で熾烈なウクレレスクールやら ワークショップが乱発、鎬(しのぎ)を削っています。 商業的な欲が渦巻いてますよ。 コンサート終了後に帰りがけのおじさんが にゃッと笑い私に親指を立てくれたのは 嬉しかったです。 若い子に一緒に写真を撮ってくれと言われるより 意外とこういうおじさんの言葉や動きにぐっときます。  あまり商業な部分巻き込まれず より良い演奏を目指してステージに上がって行きたいものです。_________________________ 伊藤さん お疲れ様でした! しかし中国でもグッジョブを表す 親指を立てるジェスチャーするんですね。 しかし、2曲を1曲に減らされたわけですが それでも当日にもう1曲やってくれ! と言われたと言う事は かなり演奏が良かったということでは無いでしょうか また反応も良かったからでしょう。 そういう部分に フォーカスしてみてもいいかもしれません。 では伊藤さんのフォローも兼ねて。■さて、それでは本日のうずまきシステムデザイン論〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【ステージを降りるまでが演奏です!】───────────────────────────────────■といいつつ、ビビりますよね。 間違えなくあっさり終わったのも 悪くないと思います。 混乱するとミスしちゃいますからね。 高橋も、スウェーデンやタイでもやらかした。 普段やらないのに、急に大舞台でやりたくなる。 そしてやると 「ミスる」 曲があるんです。 やはり事前の準備は大事ですね。■ステージ降りるまでが演奏です! あっ! ちょっと恥ずかしいフレーズですが。 やはり、ステージではやる予定が無くても お願いされなくてもアンコールは準備しておきます。 急に言われるとビビリますので。 人によるかもしれませんが、 僕はビビります!■オープンマイクでも ルールが1曲だとしても 耳の肥えた観客が、良い演奏を聞くと 「もう1曲やってくれ!」 と全身全霊で「one more」 と興奮すると 司会もやはりもう一曲を依頼してきますよ。 ■やりにくい環境もありますよね。 会場の椅子とか マイクとか 音響が聞こえないなど やりにくい時もあると思います。 音響が良くないというのは ありがちです(涙) まあ、あんな小さなアコースティック楽器 圧倒的に慣れてないので、いろんな場合がありました! なるべく早めに会場は見ておくほうがいいですよね。 前日であればかなり余裕があるし 当日でも早めに一度立ち寄り、 設営タイムにチェックしておくと かなりイメージが湧くでしょう。■音だしできればそれは非常にいいです。  その場で椅子とかマイクとかに何か疑問があれば いいパフォーマンスをするための交渉はしたいものです。 音出しできなくても、ステージにたってみる。 お客様の満員になった会場を想像してみる。 このあたりは、ムダにはなりません。 イスに関してはだめなら 立って弾けるように練習しておくと あわてなくて良いかもしれません。■音響は致命的。。。 音響に関しては、お客さんの聞こえる音。 演奏者への返しの両方の音が良いのが理想です。 演奏者への音が良くて、お客さんへの音が悪い場合。 これは、気がつかない場合があります。 お客さんは、下手な音響だなと思うでしょう。 そこにコントロールが利かない演奏者もチームとして やれる事があるかもしれません。 だれかのサウンドチェックを見て、お客さんへの 出音がイマイチなら 自分の機材でだれかに弾いて貰って客観的に 音をチェックする。 それも1つの方法でしょう。 (異国で注文付けてなおしてもらうには気合いも要ります!)■演奏者への返しが悪い場合! かつ、お客さんへの音が良い場合 これは、事前に修正できればベストですが ウクレレのばあい、返しを大きくすると ハウリングが起きたり調整の難しさもあります。 少々自分が聞こえなくても、弾ききる。 練習を重ねて安定して弾けるようになると 耳で聞かなくても、指の感覚、体の感覚で どんな音が出ているか分かるようになります! ここはふらつかず、体の感覚でも弾けるよう 音と感覚をリンクさせていきましょう。■両方悪い場合(涙) お客さんへの音、演奏者への音、両方悪い場合 これは大変ですね。 どうしようもない局面に見えますね。 機材や、音響さんと調整がかなわず 苦労している局面。 それでも演奏者が堂々と弾いているという姿 感動与える可能性もありますね。 伝えようとしているもの、伝えようとしてる態度は 決して変わらない点。 最後はここにフォーカスするしかないのかもしれません。■しかしながら 音響さんは、一緒にステージを作り上げる 仲間です! できるだけ、短い時間でも コミュニケーションをはかり 前後に話たり、挨拶をして きもちよく良い音を一緒に 作っていくのが基本ですよね。 ステージの全ての仲間とそういう風に お客様に提供する時間を作っていく。 そんな風に心がけたいものです。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛この記事は、メルマガより抜粋でお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ最新号が毎日お手元に自動で届きます。