Q&A:セーハとポジションチェンジ

<最近の活動>
▼ご質問紹介
最近レッスンでグーファスをやってる
メンバーもいますが
ご質問が来ましたので
紹介し本編にてフォローアップも兼ねて
回答していこうと思います。
昨日のメルマガで言うと
15種類のスパイスの1つといった
所に当たる、大事な内容です!
_____ここからご質問______
Yさんのご質問
高橋先生
Yです。
次回レッスンですが、
24日以前であれば、
8/11(金)〜14(月)の
いずれかでいかがでしょうか。
さて、Goofusを練習中
なのですが、質問です。
2フレットセーハと5フレットセーハを
親指を動かさないよう練習中なのですが、
人差し指のセーハのみの移動では
問題ないのですが、
5セーハで中指を3弦に置くと、
セーハの1弦側が緩みます。
もしくは、中指が寝てしまって、
2弦に触れてしまったりします。
逆に5セーハ+中指3弦で弾きやすいようにすると、
親指が下がる(5フレット側に移動)ため
親指を動かさないでは2セーハへ動きません。
いろいろと指や手首や腕の角度を変えてみると、
うまく行くこともあるのですが、
まだ安定しません。
何か良い方法はありますでしょうか。
Yさん
_____ここからご質問______
Yさん
ご質問ありがとうございます。
別途メールにて返信しましたが、
日程はメールの内容でレッスンしましょう。
次回もよろしくお願い申し上げます。
また、グーファスですが
苦戦しながらも練習を続けている
様子見てとれております。
返信差し上げた内容を
もとに、本日の本編をお届けします〜
■さて、それでは本日の
うずまきシステムデザイン論
〜人生に豊かさを組込むヒント〜
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<今日のうずまきシステムデザイン論>
【セーハとポジションチェンジを変えるスパイス】
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■ご質問から出て来る課題
これは3点
・親指がストレッチ
 (伸ばし易い)
 しやすい角度か?
・ローポジションが低すぎて
 移動が大きくなっていないか?
・コードがしっかり鳴らせるような
 手のひらとネックの位置関係ができているか?
です。
一番汎用的で大事なのは
は3番目ですね。
もしかしたら1番、2番で
あっさり改善する可能性もあります。
■1つづつ行きましょう!
ということで、昨日のフォロー内容
・左手親指はハイポジションに上がるときも
 なるべく付いて上がらない
・スライド(ダウン)も親指は連れ移動しない、
 すると音があまり出ない。
ともオーバーラップして好都合ですね。
■まずはローポジションすぎないか?
さて、2フレット⇔5フレット
セーハの往復ですが
ここで左手親指をいっしょに
2⇔5
と移動すると(→2フレットへの)
もどりが大変ぎこちなくなります。
また、いずれにしても
安定も、速度も悪くなります。
だからヘッド側になるべく
置いておいて、親指はほとんど
移動しない。
のが理想です。
■しかも
てこの原理の拡張となる持ち方
を使えるのが、さらなる理想なので
2フレットより
ヘッド側であると
さらに良いのですが
たとえばタカハシは
1フレットに親指の第一関節
からヘッド側に指がのびて
指先はナットよりヘッド側にあります。
これは、親指と人指し指が
大きく開く(ストレッチ可能)
でなければ、うまくいきません。
■ストレッチしやすい角度か確認する。
すこしフライングして書きましたが
セーハしているときは
親指がヘッド側に向いています。
人指し指にしろ
中指にしろ
セーハするということは
親指を伸ばそうとすると
「フレミングの左手の法則」
の図のように
親指はヘッド側を12時として
12時の方向に向かう訳です。
■ナナメアクセス
これが、コードによっては
G7など、(2120)の場合
1、3弦の2フレット
(別弦、同フレット)
を別の指で押さえる場合。
セーハと同じように、1弦側から
4弦側に各指をもってくると
狭くて上手く押さえられません。
だから裏の親指を2時、3時の方に
回転させて、従って各指も
フレット方向に対してナナメから
弦にアクセスするようになり
楽に弦を押さえる事ができます。
■このナナメアクセスが残ったまま
切り替え忘れて
セーハをしようとすると
今度はストレッチが
あまり上手くいきません。
なのでまずは、セーハのときに
左手親指がヘッド方向にのびているか?
確認してみましょう。
■ストレッチを伸ばして行く
物理的にストレッチしやすい
状態を確認しました。
しかし、やったことのない動き
は、どこまでできるか理解できていません。
じつは、指がのびるのに
頭でかってにのびない!
と思っている場合もあります。
そして、少しずつ訓練で伸ばすこと
が出来ます。
■やり方はシンプルです。
ローポジション(ヘッド側)に左手親指
を置いてセーハし
だんだん、セーハのフレットを
ブリッジ側にずらして行きます。
このときに、親指を連れて行かない。
というのが最大のポイントです。
■一番オススメなのは
エクササイズのフレーズを使います!
最初は、セーハ無しで弾く。
次は1フレットセーハで
半音上げて同じフレーズを弾く
次は2フレットセーハ
次は3フレットセーハ
と5フレットあたりまで
上げていくのです。
こういうフレーズ練習と
組み合わせる事で、演奏に使える
練習となりますよ。
■セーハだけではない
今回はセーハの往復移動
を例に挙げていますが
これは、ポジションチェンジ全般
の安定性に大きく貢献する考え方です。
基本、親指はヘッドに近い
ローポジションでなるべくキープ
無理になって来たら
ちょっと上げる。
という方針は物理的安定
から来る、音の安定に
非常に効果があるのです。
■理想はあるが正解はそれぞれ
そんなわけで、なるべくヘッド側に
親指を置いておく。
テコを効かせて疲れを減らしつつ
親指をスライドさせず「軸足」
にすることで、安定感を出したい!
というわけですが、
開いた事の無い状態では
指は「開かない」
と脳が思っている。
開かない事にしている。
場合もありますし、
指の長さなどによっては
だれもが同じポジショニング
ができるとは限りません。
ただし
■正解は理想を参考にカスタマイズ。
適当にやっていて
まぐれで上達する確率よりも
理想上達とそこへの到達方法
を学び、これを消化、吸収して
必要に応じて自分向けに
カスタマイズする。
自分に役に立てていく
という考え方が肝心です。
■極端に言うと
出したい音が高い精度で
再現性を持って、体にムリ無く
出せる方法が正解なのです。
残念なことに、タカハシとあなたの
体のつくりはそっくりだけど、
若干違う、まるで同じサイズではありません。
ただし、ラッキーなことに?
この事実を高橋は認識しています。
そして正解に一番近い
と思われる道を、日々
圧倒的な集中力と粘り強さ
で探し、言葉にしています。
これらを含めて、きっちと
リードしていますのでご安心くださいね〜
━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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