ウクレレ教室 歌(うように弾く)=メロディ+レガート

<最近の活動>

▼レッスン、星に願いを 弾いて貰った!

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■こんにちは高橋です!

昨日は夕方から四谷で
120分のグループレッスン。

月の光に
チャレンジしています。

Hさんが
ウクレレマニアのワークショップでやった
「星に願いを」
を弾いてくれました。

「これ本当に音がキレイに繋がります」

と言いながら。
自分のアレンジを正面から聞く事
あまり多いワケではないので

嬉しくなりました。
おお繋がっとる!

ただし、Hさんが言うには

「でも僕もレガートという言葉は
 あまりピンと来なかったんです。

 なにか、スゴイ必殺技の1つかと???
 勘違いしていたんですが、もっと基本の基本
 すごく大事な事だったんですね〜」

と仰るわけ。

■説明がまずかった〜

本当に、一般にはレガートなんて
言っても通じないんですね。

音を繋げて弾く、、、でもイマイチ

うーん、歌うように弾く
でしょうか(カンタービレ)
という語もありますが

本日、再度
レガートについて
書いてみます。

■さて、それでは本日の

うずまきシステムデザイン論

〜人生に豊かさを組込むヒント〜

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<今日のうずまきシステムデザイン論>

【歌(うように弾く)=メロディ+レガート】

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■歌とレガート

歌と話し言葉を分けて考える
そうすると歌の特徴が出て来ますが

どこかの言語で伝えるときに
話ではなくて歌特有の要素

メロディとレガート
だと高橋は思います。

メロディは音階
そしてレガートは
これをなめらかに繋げる。

音階が言葉や音節毎に
一気に切り替わると
レガートではないし
歌には聞こえないでしょうね。

■ある音と次の音の間

これがぶっつり断絶ではなくて
なめらかに繋がっている。

これがレガートですね。

イタリア語でなめらかに(演奏する)
なんら難しい話ではないんです。

スペシウム光線みたいな必殺技
ではないし。
4回転ジャンプみたいな大技でもない。

もっと、基本の基本
スムースに立ち回り
なめらかに滑る。

■基本の基本が分かれ道

ただし、この基本の基本を
「意識」して弾くかどうか。

これはキモチイイ、綺麗な演奏になるか
ならないかの大きな分かれ道です。

もちろん、レガートではない効果
を出すときは、必要ないんですが

高橋は良く、書道で
たとえるのですが、

たとえば

楷書<行書<草書<かな

という順でレガートしていきます(笑)
滑らかさは増して行きますね。

歯切れは悪くなっていきます。

楷書でも、筆で書くと微妙に
レガートするのですが、
活字のブロック体なんてのは
ノンレガートですね(汗)

■楽器の話に戻ります

弦楽器の世界ではどうも
レガートと言う言葉自体を
あまり聞かない気がするんですが。

ピアノの世界では超重要課題として
取り扱われてきたんですね。

ジョセフレヴィーンの
「ピアノ奏法の基礎」

Amazonにリンクします
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4118101009/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=6ukulele9-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4118101009&linkId=007335a948bce27e50334feb2d608726

なんて超良書だと思いますが。

レガートについて、手首や手のカタチ
についても論じてあります。

■ピアノという楽器

ある音の弦と
別の音の弦は

違う弦ですので
なめらかに弾こうとすると

両方の音が出ている時間
(ラップ)する時間を少し作って

音を混ぜ合わせる。

逆に、スキマが空いたら
逆効果になってしまうんですね。

■音を混ぜる、重ねる、スキマを空けない

というのが、基本の考え方
なので、では絃楽器。

ウクレレでこれをやるには?
と考えると

答えは普通に出て来ます。

左手のレガートがまず大事で
つぎに右手のレガートもプラスできる。

■左手が大事な理由

シンプルですが
左手のある音を出して

力を抜いた瞬間
音が止まりますね。

音を繋げるには
スライドさせる。

ある音を鳴らしたまま
次の音を弾く。

という必要が出て来ます。
右手はその上でのこと。

■分かり易い指針は

コードチェンジで
いかに、

同じ弦の上を同じ指が

動き続けられるか?
を考えて、コードフォームや運指
を設計する。

コレなんです。

■コードチェンジは手が速く動けばいい??

なんて思っていたら
決してたどり着けない
考え方かもしれませんね。

※もちろん必要があれば速く動く方がいいのです

高橋は、運指はいかに
急がず、ムダ無く、楽に
動けるか?

を第一に考え続けて
1つの便宜として

同じ弦の上を同じ指が移動する

を増やすように設計すると
音が繋げ易いことに気がつきました。
これを横方向の動きとして

■縦の動きは

別の弦に移動する。
ということですが

これも一度に行くと
音が止まってしまうので

ある音をならしつつ
別の指が密かに移動する。

というような
クモの足が、ゆっくりうごめいて

どの足かはいつも、地面についている
(この音が鳴っている)

という運指をレガートのために
使ったりもするのです。

■最後に右手

これも音をラップさせる
ということで、

人指し指と親指を交互に
素早く動かして

音が減衰する前に
混ぜ合わせて行く技術

をちょいちょい使いますが

これって、左手のコードチェンジで
音が途切れたら、右手ではもう
どうにもならないんですね。

左手の基礎があってのレガート
これこそ、気合いや根性では
どうしようもなくて、

それなりの設計を、意識して
理解して弾く必要があります。

でも、実際には

「音を混ぜる、重ねる、スキマを空けない」

というシンプルな話なので
具体的な(魅力的な!)
課題曲を使って譜面に忠実に
学んでいけば

誰でも出来るものでもあります。
これが設計の力ですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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