コードソロ。
ジャカソロ。
呼び名はあれど
まあストローク奏法による
ソロですね。
左手のフィンガリングも重要。
もちろんストロークを3連にするのも
いいでしょう。
しかし、忘れてはいけないというか。
あまり皆、語らないのですが
必要ではない音の分割数を増やす前に
必要最低限の音数でよいので
メロディをちゃん聞こえるように弾こうよ。
ということです
かなりのキャリアのある人でも
このジャンルは実は
メロディをしっかり鳴らすのが難しいんです。
基本的に右手は上下の繰り返しなので
空ストロークを入れれば、ビートはキープしやすい。
だけど、それゆえ一度崩れると
崩れが、尾を引くのが特徴でもあります。
えっ!前置きは、いいから
本題に入れ?
はい!わかりました。
コードソロでメロディを響かせるコツですが。
実は何度も書いてきてはいるのですが
さらっと、流していろんなコトに混ざって
しまっていたので。
今回は、あえてテーマに上げてみています。
一番のポイントはメロディを弾くのが
主に1弦、たまに2弦だということ。
これらを他の弦と同等の音量で鳴らすとします。
もちろん最高音は耳に入ってきやすいので
メロディはなんとなく分かるかもしれません。
しかし、もう一歩工夫をすれば
より鮮明にメロディが浮き上がってきます。
多くの場合、右手のストロークを見てみると
4本の弦のど真ん中。
つまり2弦と3弦の間にストロークの弧の中心
が来るように弾いている人が多いようです。
ストロークを描くのは右手人さし指の
指先、弦に触れる部分で考えて下さい。
この人さし指の描く弧の真ん中に
メロディの弦がくるような右手の位置を
探してみましょう。
こういう往復運動は描く弧の真ん中で速度が
最速になります。
=最もエネルギーを持った部分
で弦に触れること。
これがメロディを純度高く響かせる秘密なんです。
そう、昨日のピッキングの話でも
強く弾くということは、
早く=同じ時間で長い距離を
ピッキングする。
そうするとメロディに加え、
ハーモニーが増えますと
書いたのです。
さらに付け加えるならば
速度を増すとピッキングでも
一音、一音、密度濃く輝いて来るようです。
ということで、コードソロでジャカジャカやるときも
メロディがきちんと鳴るように
右手や腕や楽器の角度、位置を調整してみて下さいね。
右手人さし指の描く弧の中心がメロディの弦にあたるように!