ウクレレ教室:熱さも冷たさも常温で表現していくって、どういうこと?!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <最近の活動> ▼今日もがんがん働いています! ─────────────────────────────────── ■こんにちは高橋です! 今朝も朝からDVDの注文を複数  頂きまして発送作業中であります。  ありがとうございます! さらには午前中は中国の伊藤さんと  スカイプレッスン。 そのまま映像作家の友人と  オーシャンゼリゼの撮影に突入しております。  こちらもお楽しみにお待ちください!■さて、それでは本日の うずまきシステムデザイン論 〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <今日のうずまきシステムデザイン論> 【熱さも冷たさも常温で表現していくって、どういうこと?!】 ─────────────────────────────────── ■ひと仕事終えて・・・ 撮影の後  映像作家さんと温泉に行って  ゆっくりしておりましたが。 休憩所にバガボンドと言う漫画が  置いてありました。 15年位前に友人にすめられて  本日、初めて手にしてみると  宮本武蔵の話でした。■強さの概念が変容して行くお話(?) ちょっとまぁあの、、、  残酷な描写といいますか  暴力描写が過激なので  苦手な方にお勧めできませんが。 強さというものを  宮本武蔵は求めていくという  そんな話になっています。 まだ途中までしか読んでませんが  この旅の中で強さというものの捉え方  考え方がどんどん変わっていく  そういうところが  この作品の本質的な部分だろうと思っています。■剣の道を志して旅に 関ヶ原の戦いで西軍に参加し  落ち武者として残党狩りで命を狙われ  故郷でもまぁ厄介者として狙われ 行くところがないわけですが  何とか生き延びて 故郷を後に、剣の道を志して  京都の最高の剣術使いに試合を申し込みに行くのです。■ヒーローズジャーニー 私事で恐縮ですが  ウクレレを少し習った頃に  ニューヨークにウクレレを1本持って旅しました オープンマイク等をはしごして  現地にいる日本人ミュージシャンを尋ね  彼の行きつけのバーやレストランで  演奏させてもらったり。 最後は運良く、カフェでソロライブ  を開かせてもらったり。  そんな旅のことを思い出しました。■武蔵の強さ 僕の音楽性 武蔵が強さに対して持っていたもの  すなわち、彼の強さ自体が  もともと、非常に乱暴で暴力的だった これ対して  おそらく当時の僕の演奏は スピードとスリル  興奮と情熱 そんな方向に大きく傾いていたようです。 映像:NYウクレレフェスティバルのオープンマイク  ヒロマーチ     ■その演奏を評して 技術は高いが、聞く人を煽るような  麻薬性がある とある人に教えられました。 そしてその後は常温の音楽  というの追求してここまで歩いてきました。 ひたすらスピードと激しさとむき出しの感情表現  そういう演奏はあまりやらなくなりました。  (わざとらしい百面相もしませんよ!)■はてしなく東洋的な 世阿弥の言葉にも  「秘するが華」  と言う言葉があるように。 バガボンドの  沢庵和尚の武蔵の人生に対して  「闇が暗いから明るさがある」  という意味の言葉があるように 東洋的、日本人的な表現というのは  明るさが単純に存在するのではなく  暗さがあるから明るさが分かる。  逆に明るさが無ければ暗さもない。■つまり、存在の重さとして 明暗が同じ価値。  優劣が同じ価値。  高低が同じ価値。  美醜が同じ価値。    だから全部を美しく弾いても美しくもなんともない。  ある部分、限りなく野暮に徹する音をだすこと。  これと美しい部分が響き合って限りない  音楽性を紡ぎだして行ける。 これこそが、常温の音楽という一表現  そこの奥にある意味合いだったのかなと  いくつかの考えが1つになった一日でした。     今日は高橋の独り言でした。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛この記事は、メルマガより抜粋でお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ最新号が毎日お手元に自動で届きます。

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