髙橋はここ2年ほどかなの書道にも力をいれはじめています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <今日のうずまきシステムデザイン論> 【全体を捉えて濃淡設計するという視点】 ─────────────────────────────────── ■筆記用具でも筆にしかない特徴とは! かなの稽古やっていると 漢字の書道とは違った観点に気がつきます。 さて、筆にしかない特徴は 文字の濃さがだんだん変化する点 鉛筆、マジック、シャーペン いずれも濃さの変化はありませんよね。
■というより、筆の何度も墨をつけねばならない! これは、初期のペンと同様に 弱点だったわけですね。 この点を改善すべく 筆記用具が発明されたとも言えます
■いまでは、この特徴は完全な美点 筆の文字は筆に墨をつけて そして紙の上に書いていきます 墨を筆から紙に写して行く。 だから、書いていくうちに だんだん筆に墨がなくなって 文字が薄くなり、カスリがでます。
■漢字の書道をやっていると だんだん、書くうちに薄くなりカスレる。 この時間的な要素は意識します。 ながーい、字の部分に薄い所が来るように 墨色を調整したりするわけです。 ■かなでは、さらに! 濃い部分と薄い部分を、絵画的に捉え この境界線を丸く配置したり、 濃淡のバランスを緻密に設計するんです。
■ウクレレでも同様な設計があり その音、その音を追うだけではなく 全体を捉まえて濃淡を出して行くのです。 たとえば、曲のテーマは何度も繰り返しますね。 その反復で、表情が変えて表現したり また、あえて変えずに反復したり 色んな設計、主張があるわけです。
■たとえば、表現方法の例をだすなら 同じフレーズ、パートを繰り返し弾きます。 そのときに、 ピッキングでメロディーをしっかり記憶してもらう 次に、ジャカソロに移行し開放感とリズムを強調する。 これは王道の演奏設計で 師匠から伝わる、ヒロマーチ、12番街のラグ などもそういう方法を使っています。 アレンジの参考になるかもしれませんね。 ━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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ウクレレ教室:全体を捉えて濃淡設計するという視点
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