こんにちは!
昨日の月レレの興奮さめやらぬ月曜日です。
■ひさしぶりに(笑) ウクレレのテクニックの話を書いてみようと思います。 文字にするのも簡単ではないのですが。
それを文字にするのがウクレレの先生 の役目。
■だれかがウクレレでアレンジした曲を聞いても なかなか、音が埋もれてしまって 元の曲をしらないとなんだかよく分からなかったり する場合があるのですが。
これは弾く人がメロディーを聞いていない ことに原因の1つがあります。(言い切る?)
■音楽の3要素のうち、削っていって さいごに、残るのが メロディーではないでしょうか。
ハーモニーはまあ削っても曲がわかります。
リズムも非常に心苦しいですが 他のものに替えてしまったり ちょっと狂ってもなんとか曲がわかります。
■しかしメロディーが違うと もうまったく違う物になってしまいます。
なのでその楽器のために作曲された曲 以外の全ての曲について 演奏するときに注意が必要です
■なのでオリジナルを聞いて 作曲家の意図を汲む ことをその曲を演奏するならば さけては通らないで欲しい(笑) のです。
■というわけで、こんかいイベントでは 3テーマ ・弾き語り ・クラシック ・渾身の一曲
をホスト的なゲストの JazzoomCafeさんと ぶつけ合ったわけですが。
■ぼくはクラシックにはDVDにも収録した
「星条旗よ永遠なれ」 を選びました。
この曲は、僕がアメリカのウクレレ製作者 マイケル•ダシルバさんの 工房にお邪魔するときに、コンサートも させて頂きました。
■そのときに、頭をひねって アメリカ人が喜ぶ曲 と思ってアレンジしたのですが。
そのときは、何種類ものマーチングバンド のCDを聞き比べて、たしか自衛隊のバンド 演奏を主に参考にアレンジした記憶があります。
■当時は師匠も参考に譜面をくださいましたが あえて、それも見ず ユーチューブなどの動画も一切見ず 自分の耳をたよりに 音をとってアレンジしました。
■今回のDVDを作成し 収録後に譜面浄書の段階でスコアを買って確認して 見つけて、直した部分も2カ所ほどあります。(冷汗)
月レレのイベントはその最新式+α のバージョンでした。
このあたりはDVDを見ていただいても その以前のバージョンで弾いていおりますが どうか、ご了承ください。
■+αはなにかというと この曲は イントロ〜Aメロ(ウクレレの人が弾かない部分) 〜Bメロ(ウクレレの人が弾かない部分) そしてCメロ(ウクレレの人が弾きだす部分) から、変化する場所があるのですが。
いままでは、同じメロディの繰り返しの部分 をなにも考えず ダウンピッキングの繰り返しで弾いていました。
■しかし、1週間前からアレンジを 練り直していて(アレンジというより全体の弾き方) 歩きながらも、 ジャカジャカ、ジャージャカ
ジャ・ジャ ジャ・ジャ ジャ・ジャ
ジャジャ ジャジャ ジャ
という部分を頭の中をバンドアレンジが こだましていまして。 (異様ですね。。。)
■この脳内バンドに比べると 僕の演奏がしょぼいことに気がつきました。
何故かというと、 ①ジャ・ジャ ②ジャ・ジャ ③ジャ・ジャ
の部分では、明らかに②の部分は浮き上がって 聞こえる。 それはブラスバンドで使う楽器群を 構成で分けているからなんですね。
■なので僕も 以前は全部親指で弾いていた部分だったのですが ウクレレ1台でこの違いを出す為に
(非常におおざっぱに言うとですよ)
①親指 ②人さし指 ③親指
に分ける事にしました。
■かつ、全体の流れで以下を変化させました
Cメロは合計3回やるのですが
本来この部分は、Aメロ、Bメロの 勇ましい演奏の後、 やさしく入っていくのですが。
1回目はこのやさしさを表現するため あえて、ピッキングするときの 楽器に指をかける部分(右手の薬指、小指) を外して安定感を減らして 弾いて見ました。
■2回目以降はしっかり指をつけて 安定感を出す事で、メリハリの効いた メロディーとリズム感になっていたと 思いますよ。
■弾きなれたアレンジを替えるのは 怖いのですが、より良く聞こえるため でのすので半分寝ながらも練習しました。
この解説をしたときに、JazzoomCafeさんにも 「そりゃいわなきゃ分からない」 と言われましたし、言っても分からないかも しれませんね。
■さて、こういう細かい話をつらつら 書いてもですね。 多くの方にはぴんと来ないと思うのですが。
ではなぜ書くのか? というと
原曲を聞くから、細かい部分に気がつく
その事を、再度伝えたかったのです。
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そのとき、自分自身も進化し続けることが出来るので 繰返しは、その進歩が見えやすい点でも有効なのだ。
そしてあるテーマを学ぶ時は、進化したものから入って いても、同時に原型を学ぶことを強くおすすめします。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ウクレレ上達の法則:何度もオリジナルに立ち返る、ブラスバンドをウクレレで表現する
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