ウクレレ上達の技術:自分の持っている物で自分を縛らない(アドオン〜OSへ)

こんにちは!
 

2月ですね。
今年も12分の1が終了。
 

あと12分の11ですね。
 

 

さて、上級に向かうところで
注意したいことを引き続き書いてみます。
 

自らを初級、中級と自覚するかたも
ゆくゆくはあの時の言葉はそういうことだったか
と思い出す時が来ると思いますよ。
 

今回は
 

自分の持っている物で自分を縛らないという事です。

初級~中級にかけて多くの記憶を言葉で
体の動きで、それらを結びつけたカタチで
多く自動で表現、再現出来るようにしてきたことでしょう。
 

そして得意を探し、そこに打ち込み。
自分らしさとして愛着をもって認識するに
至っておられるのが上級にかかっている方です。
 

そして苦しいことですが、あるときこれに
縛られないようにしなくてはならないのです。
 

体を訓練してできるようになってきた技術。
これはこだわりであり、ある種、自我を構成して
いますからその技術が批判でもされようものななら
身を割かれるような気持ちになるかもしれません。
 

残念ですが、ある時点がきたならば
そういう部分から離れていかねば成らないのです。
 

自分のやりかたが、その世界の全てであって欲しい
と思うのですが、ほとんどの場合はそれは世界
全体の、その分野の一部なのです。
 

そして培って来た技で、ふさわしくない表現を
頑張ってやっても、効果的ではなく時間の無駄。
美しくない場合すらある。
 

こういう部分を直視できるかが
中級から上級への分かれ道でしょう。
自分の小さいからに閉じこもる事は
万年中級者で終わる事になります。
 

その小さい分野では大家かもしれませんが
世間一般の意味ではお山の大将になるのです。
 

技術、方法という手段にこだわることが
未熟さを表わしています。
それは目的によっていかようにも工夫し変えていくべきもの。
 

音楽でれば◎◎法とか○○テクニックというものは
手段です。
目的になりうるものは、メロディ
リズムといったような根源的なものでしょう。
 

そして、さらにそれらで表現するのはテーマです。
部分としての技術ではなくて、今度は作品全体を
形作る、基礎と成った,背景であるテーマを追う事が
必要となってくるでしょう。
 

 

ある曲をひくならば作曲者が意図したテーマを探り
聞きこみ、弾き込む。
意味を学ぶ事は雰囲気だけでは完成されない世界に
大切な息を吹き込むことになるのです。
 

いくらコードが得意でも、メロディを大事にするなら
音数を減らすべき場面が必ずあります。
そこで我慢ができるかどうか。
むしろメロディを大事にするなら喜んで減らすことでしょう。
 

そう、書道でもやりすぎの表現はそれらしいのですが
やはり気持ちが悪いのです。
やれるからやる、というのは自分のため、
見る人が気持ちよくなれるためにやれることでも
適切に抑えていくのがテーマのための技術ですね。
 

パソコンで言うならばテーマ=OS
大きな要素メロディなどはアプリでしょうか。
◎◎法などという1つの技術はアドオンレベルなのです。
 

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上級者への道
いままで培って来た手段としての技術に
こだわらず。
目的としてメロディ、リズムなど根源的な要素~
最終的にはテーマを見るように変わって行く。
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