アリラン 重人さんよ、韓国人は結局マイナーが好きなんですよ

本日は、アリランのソロ+弾き語りの動画をアップ
しました。
 
 
 
僕がこの曲にどう関わってきたかお伝えします。
 
アリランは桔梗つみを歌う「トラジ」と並ぶ
朝鮮の代表的な民謡です。
トラジがメジャー調なのに対してアリランはマイナー調です。
 
 
僕が韓国に演奏しにいったときに、どうしても

重人と呑みたいと宴会の後に僕を連れ出したお兄さんも
お酒をのんで、のんで最後には
 
 
韓国人の本質はマイナーが好き。
流行でメジャーな曲があっても
結局はマイナーが好きなの。
 
と語っていました。
 
 
このアリランの歌詞は
 
アリラン峠をこえて行く~
その時、見える美しい風景への賛美や
私を捨てて行く人は、、などの歌詞から
 
人のドラマと常に平然とあり続ける大地の営み
を感じさせる内容です。
 
 
聞くところには、戦時中は民族の決意を鼓舞し
独立への願いの象徴であったということです。
 
 
そう考えると非常に重い曲ですね。
 
そこを受け止めた上で
韓国のコンサートにて隣国への文化の
尊重を表するべく朝鮮語で歌いました。
 
今まで聞いたアリランの中で一番感動しました。
というような感想も頂きました。
有り難い事です。
 
こちらは韓国のNHKであるKTVで放映された
番組の一部の映像です。(ウクレレブーム紹介)

 
8:20

ごろからその演奏があります。
皆さん一緒に歌ってくれています。
 
もうね。
韓国人はアリランが演奏されたら
一緒に歌っちゃうんだよ。
ありがとう重人さん。
 
って現地の方から言われたときは
胸がいっぱいでしたね。
 
 
のちにDVDでは歌を省いて、ソロのみで
収録しています。
 
実はDVDをつくるときに「トラジ」
も用意していたんですが、収録する国に偏りが
出るとの事で却下され悔しい思いをしました。
 
 
韓国でのコンサートではトラジもインストで
演奏し、とても喜んで頂きました。
こちらもそのうち紹介していきたいです。
 
まずはアリランをやっていきましょう!