ウクレレ教室:フェルデンクライスコラボレッスン2 肩甲骨のワーク

昨日はボディワークの先生と
(フェルデンクライスメソッド)
私のウクレレとコラボでレッスン
してきました。
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最初に、ウクレレレッスン
 
エクササイズ~数曲レッスンで
曲の弾きにくい部分を確認し
フェルデンクライスの先生(相良先生)に
バトンタッチします。
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かなり長く続けておられる生徒さん
エクササイズはもう覚えておられる
はずですが、手元を見られる。
 
私から、
「手元以外を見て、たとえば前を」
とエクササイズを弾きながら
お願いしてみると。
 
 ※参考 手元のチェック方法
  //p.tl/1lcr
 
 やはり弾けます。
顔を上げただけで、姿勢全体が
変わりました。
音も、詰まった感が無くなるようです。
 
そして数曲練習
エクササイズは覚えているから弾けるものの
 
複雑な曲を弾くとやはり手元を
覗き込むようにするので
正しい運指をしてもなかなか綺麗な音が
出にくくなります。
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ここで、相良先生に交代。
最初に仰向けに床に寝て、身体と床の接地のしかた
どこが重いかなど、丹念に見て行きます。
 
 そして今回は、肩甲骨まわりの
ワークです。
 
これまた床に寝て
両膝を立てたしせいから
両腕を方の高さに広げ
両こぶしを回す。
 
 内側に回すと足の方に腕も回ります。
外側に回すと頭がわに腕も回ります。
 
この動きに、内回転にあわせ頭をあげる(すこし)
外回転に骨盤あげる(立てた膝で床を押す:すこし)
 
という動きを合わせて回転を見て行きます。
 
身体全体のフォローが入ると
拳が周りやすくなるか。
どんな身体の位置が楽に動作できるか。
 

結構時間をかけて丹念にみていきます。
今度は、座って足裏を合わせ横に腕を伸ばした
状態から内回転、外回転を見て行く。
 
拳を回す事から前腕、上腕、そして肩甲骨
まで動いている事が分かります。
あとで生徒さんに聞くと。
 
生徒さん
「拳を回すと、肩こりのときの肩だけまわすより
 肩甲骨が動いているのがよくわかった。
 
「寝ると肩甲骨が床と接するので動きがよくわかり
 座ると骨盤が床と接するのでそちらの動きが
 分かった」
とのことです。
 
前回の骨盤の動き同様に、自分でやると
インナーマッスルをより適度に動かせるようです。
 
この後も、ときおり仰向けで身体スキャンを
挟みながら回転をやすみやすみ、続けます。
 
最後に、右手が内回転、左手が外回転
というように左右を互い違いに動かし
首や腰、足など動きたいような動きを見て行きます。
 
座った場合の自然な首や頭、胸、骨盤の
動きを合わせたり、すこしだけ回転に逆らう
ような動きも試してみたりとみっちりやりました。
 
相良先生いわく
「シゲト先生が一番固かったかも。」
「終わった後の脱力した表情から見て取れる」
 
ということで。
僕自身の変化を書くと
(僕もちゃっかり参加してます)
 
最初の仰向けでは肩甲骨は左が多く接地し
右は浮いている感じで、両足も
つま先が左右に開いていたのですが
 
最後には、右も左も肩甲骨がしっかり
接地し、左右のつま先も上を向くように
なりました。
 
身体の左右のゆがみ(こわばり)が緩和されたのだろう
と理解しています。
 
 立ち上がって右後ろ、左後ろを振りかえる。
 
少し歩いてみると。
マッサージなどでは得られない脱力と
腕の重さ、腕が長くなったような感じを得ました。
 
このワークの後は、身体と脳の間で
やりとりが起こり調整を行うようで
頭がぼーっとしますので、理性的な活動
には不向きです。
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ちょっと寝ていたほうがいいらしいのですが
僕が試したい衝動をこらえきれず(笑)
ウクレレでさっきの曲を弾いてみます。
 
ぼーっとしているので
こまかいミスをするのですが
生徒さんたちの構え、持ち方、が背中から
楽になっているので腕や手も無理な
力が大分抜けている様子。
 
楽器の構え、持ち方という
僕が何度も、言葉で説明しても
なかなか上手くできない部分が
 
別のアプローチからかなり改善された
のが、見て取れました。
 

このあたりは、相良先生や
参加された方々に意見を聞いて効果を判断
さらに、改善していこうと思います。
 
このフェルデンクライスメソッド
ちょっと長めの(半日や一日)
の時間をとって
 

「ウクレレの持ち方、構え方を楽にする。」
「結果として演奏のパフォーマンス、練習効果を増大させる」
 
ワークショップとして組み立てていこうと思います。