ウクレレレッスンに体の個性を加味する。

 
先日、あるヨガの体験に行ったのですが。怪しく、こりゃいかん。と思いました。
もちろん、入会しません。しかし、音楽の使い方など演出技法をよく消化してプログラムにしてあるな。
という感想を持ちました。こういう音楽や、体を激しく動かした後ゆったりさせることの心への効果などは僕もいろいろ学んで来ているので当然効果がある。
よく、勉強してるな。という感想だったのですが、あまりそういう知識もなくかつ、ストレスが大きいとこりゃ、ええわ。
とハマッってしまうのかもしれません。と、体をはって体の使い方を学ぶ日々ですが
■こちらはきちんとした 体をより効率的に使うボディワーク の先生とコラボでワークショップを 行うため。

 直前ですが、本を読んで勉強しています。 こんかいはフェルデンクライスメソッド というジャンルですが。
 何度か紹介しているロシアのシステマと 同じように、実は軍隊や特殊部隊の ワークにルーツがあるようです。
■書いてあるのは 僕らの体の使い方が、実際の効率よりも イメージによって決まってきている部分が けっこうあります。
 呼吸を止めないというのも同じですね。
 自然に骨の上にバランスして立ったり 歩いたりできればいいのですが。
 育ってくる過程でどこかに、緊張が習慣化 されたり、体に合わない椅子を使い続けたり きっと、あわない靴とかもあるでしょうね。 (ヒールの高いくつとか、幅の狭いくつとか)
■成長期の背の高い女の子が 男の子達を見下ろさないように 猫背になっちゃうとか。  やはり第二次成長期の変化をいろいろ 恥ずかしがって隠すような姿勢も 影響ありそうですね。
■後天的に使い方がロスのあるものになっちゃってる。 なんと、これはゆっくりした動きで 神経の作用(脳と体の情報交換)によって 修正ができるというのです。
 (システマの本にも同じことが書いてありました)
■かたやウクレレなど楽器の演奏ですが この後天的な体の使い方です。
 ここでかなり、無理な姿勢や無理な動き そしてこれを何度も何度も反復練習をしたら どうなっちゃうのでしょうか。
 上達どころか体を壊しますよね。 イメージで弾くとそういう棄権が高いです。
■そして、難しいのが、ある左手の押さえ方。 例えばセーハなどがやりにくいということで 僕もいろいろ、言葉で伝えたり 手でサポートしたりするのですが。
 その時は出来ても、感覚が持続しないということがあります。 これを探索が足りない、出来るようになるまで 練習しないからだ。
 と切り捨てては発展がありません。 そんなに誰もが時間を取れる訳ではないし。 もっと良い教え方が出来るようになりたいんです。
■というわけで、以前NYに修行旅行に行った時の友人 (デザイナーの千晶さんと、同行していた) (この旅がボディブローみたいにじわじわ効いてます)
 ひつじのレッスン のりえ先生にコラボを申し込んだのです。 //hitsujis.jp (ひつじ年だそうです。)
 そして、このフェルデンクライスメソッド なんと、先生になるためのクラスは教科書とかノート (とる人はとる) は無くて、自分の内部から引きだされる感覚を まず、重要視するとのことでした。
 しっかりと体感したものを 次に言語化するという順序なのでしょうね。
■そう、言語を使うと体感とずれていても 頭だけで納得しがちな欠点があります。 僕が,指を反らせるように。 とある例で教えたとすると。
 その方は、別の方に。 そのままの言葉で教えるようになるかも しれない。
 僕が教えた人の体格や身体的特徴に合った 言葉で、うまくいったとしよう。
 ただし、彼が教えた人のからだに 合わない言葉であると結果としてうまくない。
■こんなふうに、フェルデンクライスをかじる ことで、僕自身にも反省することが出来るのですね。
 僕の教え方は非常に言葉を重視している それは感覚とか、フィーリングで演奏家がすませる部分。
 (彼ら同士で演奏する分にはかまわない)
 これは共通言語をもたない一般の生徒さんには まったくムダである。 だから、ぼくらはこれらの説明を言葉で できるように言葉を持つ事が不可欠。
■もちろん、手や体でサポートするのもいいでしょう。 ここに、加えていかなくてはならないのは 人によって個性が、心にあるように。
 体にも個性があるので、これを考えること。 そして、言葉をもらったときに、自分がよくよく 実験して自分の言葉に置き換えたり体にぴったりくるように 修正していく事だろう。
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【まとめ】 ■楽器を教わる人は そういう先生を選ぶといい。 感覚的な部分をきちんと自分の言葉にして かつ、あなたの個性に合わせて説明して 「くれようとする」先生  100%はまだまだ難しい分野というか これから最先端の教育になると思います。
■楽器を教える人は フィーリングとかセンスなどの説明を最小限にし 具体的な言葉をもちいて、相手の個性をとりいれた レッスンを作っていきましょう。
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