ウクレレ教室:譜面と音源で学ぶメンデルスゾーン「春の歌」半音階の持つカラフルさ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<最近の活動>▼録音と譜面修正───────────────────────────────────■こんにちは高橋です! 昨日はジェームズヒルワークショップの録音をダメ押し 高橋バージョンの春の歌 譜面ができましたのでおすそ分けしたい! と思ってアップしました。  譜面はこちら spring song(Mendelssohn)arr3spring song(Mendelssohn)arr4spring song(Mendelssohn)arr5  参考の音源はこちら  ■さて、それでは本日のうずまきシステムデザイン論〜人生に豊かさを組込むヒント〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<今日のうずまきシステムデザイン論>【半音階の持つカラフルさ:春の歌】───────────────────────────────────■半音で登る  この曲の1小節目に注目してみると 後半のフレーズ連続した3つの半音がありますね。  ドレミファソラシド といったメジャースケールでは (ダイアトニックスケール) 音の間隔が 「全全半 全全全半」 となっていて非常に安定感があるんですが このフレーズのように「半半半」 半音が連続する部分はありません。 ※全:全音 ウクレレならフレット2個分 ※半:半音 ウクレレならフレット1個分■半音がつづくと この1小節目の後半のように 半音で登って行く部分は 半音階(=クロマチックスケール) と呼びます。 (半音=クロマチック) (音階=スケール)■クロマチック  このクロマチックと言うのは元々の意味で 「虹のような」 「カラフルな」 という意味を持っておりまして 12の半音を鍵盤でたたくと 1オクターブ上の音に行き  同じような繰り返しが出てきます。 虹の1色みたいな音の最小構成単位をクロマチック とも言うようになったとか。■甘さの中にカラフルさを入れる この譜面はFメジャーで書かれて いますが、該当部分は臨時記号を使って 半音の音階を作っています。 たしかに、虹の1色ずつを並べたようなカラフルさがありますね。 曲全体はドルチェという「甘く」 演奏する指示がついていますが。 この虹のように色が変化する部分を組み合わせ この曲の甘さとカラフルさを併せ持つ秘密になっているようです。━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛この記事は、メルマガより抜粋でお届けしています。フォームよりメルマガに登録頂ければ最新号が毎日お手元に自動で届きます。