昨日は、Skypeで打合せを2本1本目はオンライン音楽教室です。
より一般にウクレレの初歩の初歩をお伝えしたいということで、お声かけ頂きました!
2本目はボディワークの先生とコラボレッスンの打合せ!
前回骨盤のワークを行い、楽に座ることをやったのですが、
次回はいよいよ、肩甲骨のワークを取り入れます。(手はさいごの最後でいいとのことでした)
かなり確実に演奏が変わるのではないかとの先生の予測、楽しみです。
■フェルデンクライス(ボディワーク) の相良先生と話していて。
フェルデンクライスの2本柱は 自分で意識して動きについて気づくのと 先生が手でサポートして学ぶのと
両方あるということです。
とあるボディワークを僕が受けたとき このサポートの手が活躍したのですが いざ、一人になると先生の手がないと
感覚が思い出せなく、次第に 身体への意識する頻度が減っていきました。。。
■この話をすると。
相良先生は欧米と日本の学習方法の違い
について、話してくれました。
日本 1+1= →2
欧米 2= →1+1、2x1、2+0、0.5x4
という風に 1つの式の答えを導くのが日本風 答えを導く無数の式を出していくのが欧米風
というのがシンプル化した モデルでした。
■演奏の学習についてもみていきますと。
この日本式で大体教えますね。 そしてそれが間違っているかというと そんなことは無いと思います。
たとえば8割はそういう 原因があれば結果が産まれるような 物理的な動きから特定の音が産まれる。
そちらが主であることは間違いないでしょう。
■ただし、個人の身体の特性など
直接だれかが教えられない部分 これが対して2割ほどあると しましょう。
この8:2で仮に置いた実際の 比率は8としたきっちり教えられる 法則や方法、という部分が多いはずです。 (1+1=2の部分)
■ただし、どちらかだけでは ある人が音楽を演奏するときに 十分ではない。
個人の個性を活かし 十分に演奏を響かせる そんな部分が過去にも無意識にあり 今後はさらに意識的に取り入れられる べきものと考えます。
これが 2= 1+1だったり、2x1 だったりという自由な部分。 (自由とはあるがままです)
■そして、これまた
この自由な部分だけでは 決して音楽は響いてきません。 型の訓練とあるがままの身体の特性 があいまってその人の音が 産まれて来るのです。
命が曲に注がれるのです。
■これをウクレレの勉強でいうと。
最高クラスのレッスンですら この原理原則の8割のみに フォーカスするものでした。
この2割は完全に 個人の努力の範疇でした。
■ということで
ぼくも、中級くらいの方 自分でどんどん勉強が進められる方 だと、お教えした事を 復習して身につけて進まれる ということを実感してきましたが。
初級の方が技術より少し手前 セーハや押さえ方が難しい ということろで足踏みされるのを
歯がゆく思ってきているのです。
■自分の個性にあわせて 既存の知識体系をアレンジする力 というのが中級以上の方が 身につけて来た能力
だと言い換える事も 出来そうです。
■おそらく
多くの方々は、こういう部分がある そういうこと自体、初めて 意識して頂いたのではないでしょうか?
ぼくも様々、勉強してきましたが こういう物事を組み合わせて 言葉にしたものには出会えませんでした。
いまここが、ある意味最先端かと 思っています。 音楽、楽器または芸事の学習について
一緒に最前線を進んで行きましょう!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【まとめ】 自分の身体等の個性にあわせて 既存の知識体系をアレンジする能力が 学習能力の大きな柱の1つです。
そこについても、感覚だけではなく 効果的なやり方、近道を用意し 最短経路を皆と進めるよう学んで いきたいものです!■■■■■■■■■■■■■■■■■■■あっさり書くとふーんって感じですが新しく言語化するのはなかなかどうして大仕事です!いい思考の訓練になりますよ!
ウクレレ教室:8割は習い、2割は気づき、自分の身体という個性にカスタマイズする。
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