ウクレレ教室:改善のPDCAを回す感覚

■話は変わりますが
さて先日ウクレレ楽しい大學DVD
Vol4大きな古時計について
//tshigeto.xsrv.jp/distribute/cgi-bin/apply.cgi?U=M1cXBGTaQwbdM&I=00348
ご感想いただいた
Iさんからさらに
お便りをいただいています。
____ここからお便り_____
 私の拙文をメルマガに取り上げていただき、
ありがとうございました。
 感謝、感激!です。高橋先生のメルマガは、
「気付き」に溢れています。
 私は、朝、目覚めたらすぐにウクレレを手に取って、
エクササイズを行います。
 また、就寝前にも練習しています。
まさに、高橋先生の言われた
「ゴールデンタイム効果」です。
 2年程前から、ヨガと太極拳を習っていまして、
それで集中力が培われたと思っています。
ヨガ、太極拳でも良い師匠に恵まれ、
また、ウクレレにおいても、
高橋先生という素晴らしい師に出会うことができ、
私は果報者です。
以上、お礼まで。
Iさん
____ここまでお便り_____
Iさん嬉しいお便り
ありがとうございます!
古時計は人差し指と親指のコンビネーション
を使うので難易度高いかなぁ
と思っていたんですが
そうでもないと感じたということでしたが!
エクササイズを毎日を行い、
記憶のゴールデンタイムを活用し
就寝前後の練習を続けられたと言うこと。
なるほどなぁ!
と合点しました。
とかく情報はいいとこ取りをしたくなり
気に入った部分を取りがちですが
その時、外していい部分とダメな部分があります。
ダメは言い過ぎかもしれませんが
エクササイズなどおろそかにすると
大きく時間をロスすることがありますね。
高橋も、このことを再認識させて頂きました!
ありがとうございます。
さて、本日は要望を頂いたので
書道の魅力について書いてみようと思います。
ご感想と一部絡む部分もあると思います!
■さて、それでは本日の
うずまきシステムデザイン論
〜人生に豊かさを組込むヒント〜
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<今日のうずまきシステムデザイン論>
【改善のPDCAを回す感覚】
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■情報は量ではない
世の中には多くの言葉が氾濫しています。
今ではネットの情報もありますし
従来の読書においても
重要なのは
ページを多く読むことではなくて
そこから何を得るか
何を考えて人生に生かすかです。
■古い情報も新しい体験になる
最新情報と言うと
今まで体験したことがないこと
これが体験できるのかな?
と思って飛びつきがちですが、
実は今まで受け止める機会があった
にもかかわらず、何も考えずに
文字を図形や音声として受け取っていて
実践できてないから自分の考えも行動も
なにも変わってない。
そんな活かせなかった言葉が
気づかないうちに沢山あった事でしょう(汗)
あるとき、ふとこの意味に気づき
■ああ、このことだったのか!
と、体感することがあるものですが
意図的に訓練で、この頻度を上げることが
できます。
いろんな方法がありますが
その前に、なぜそうなってしまったか?
と言うとも文字など情報のインプットされて
処理されるスピードと
実際人間の体でアウトプットとして
現実になにか表現できる速度は
非常にかけ離れています。
もちろん
■インプット(光速)>アウトプット(肉速)
なので、情報が多く入れども
活用の方がおろそかになるゆえんです。
あさ、起きよう!
と思っても強烈な尿意でもないかぎり
もう5分。。。
と高橋などは思ってしまいます(笑)
組織なども、机上でこれをやろう!
と一瞬決断しても、実際に多くの人が協調し
なにかの活動を起こすにはタイムラグがあるものです。
自転車でも、楽器演奏でも
しかるべき講師に習うなら
効果的な乗り方、弾き方は一瞬で
教わりますが、実行するには
多くの反復練習時間が必要です。
■そして日常に埋没する
なので、インプットした情報を全部
活かす事は不可能で、本当は
小さな事を小さくはじめれば良いのだけど
ルーチンの量的な増加や効率化に逃げ込み
新しい事に目を背ける。
自分自身を新しくする事に目をつむる(汗)
のです。
■正常化するには
インプットの中から価値の無いものを
早い段階で捨て去り、スルーする。
アウトプットすること
しないことを見極める。
アウトプットの時間を体感し
インプットとアウトプットのバランスを考える。
この3つ程度ですがこの
時間感覚の醸造がモノゴトが便利になり
体を使うことが減少した結果
ヘタクソになっているようです。
■この情報時間と肉体時間
を体感する。思いだす。
そして無意識レベルにに植え付け直す
そのためには
日本人が以前は日々の生活の中でやっていた
筆で文字を書くと言うのが大変効果的です。
なぜならお手本と言う目標が与えられ
これを視覚情報として目からインプットし
自らの手で筆に墨をつける。
そして、紙に墨を載せてアウトプットする。
出来上がった結果とお手本の違いを
ギャップ=課題として認識し
これを乗り越える対策をたてる。
(先生に聞いてもOK)
そして実行する。
実行し、またお手本と比べる〜
の繰返し。
■PDCA
上記、改善用語でPDCA
というのがあるのですが、まさに
P(Plan)プラン=計画
D(Do) ドゥー=実行
C(Check)チェック=確認
A(Action)アクション=修正
といった課題解決の手順通り。
これを高速で回しているのが
書道の稽古中の出来事なんです。
(何枚も書くという事)
■最初はゆっくりしか書けない
カタチをとるのが精一杯ですが
これすら最初はゆっくりしかかけません。
速度を上げても全然カタチが取れません。
だからゆっくり書くのですが
やっとゆっくり書くと
速度が無いから不要な墨が筆から紙にしみ込み
にじんで来る訳です(涙)
■カタチが取れたら速度アップ
そこでやっと、カタチがとれはじめて
この正確なカタチで速度を上げて行くのです
まったく音楽と同じですね。
速度が上がると、にじみが出なくなり
すかっとした線になります。
紙の白と、墨の黒の
この境界がスッキリします。
■そして筆圧
速度が出て来たら
今度は同時に筆先に筆圧をかけ
勢いに力強さを加えて行きます。
ここでカタチ、シャープさ、擦れ
等が総合的に鍛えられて行く訳ですね。
見る人が見るとこの
線質から速度、力、美を感じる目
など、全部見えてしまいます。
(なので書は2次元ではなく4次元芸術です)
(上下、左右、圧(奥行き)、時間、の4要素)
体を使って積み上げていったものは
情報を判断する力になります。
■原理原則はすべてに通ず
こうやって文字にとりくむことで
インプットとアウトプット
アウトプットを修正し微差の積重ねで
モノゴトをブラッシュアップする体験が生まれ
この時間感覚も鍛えられます。
そして、出来上がった文字に喜びを
感じるとともに、書き上げた上達に自信
を持てるようになります(少しずつ)
音楽でも何でも起きている事は同じですが
書というのは、文字という静止画像で結果が出るので
音楽などよりも分かり易いようです。
(何でも動画が良い訳ではないですね)
本日は原理原則を身近に学ぶススメとなりました!
お好きな事に当てはめて考えてみて下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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