<今日のうずまきシステムデザイン論> 【ウクレレ演奏の戦略、戦術レベル】───────────────────────────────────■ウクレレの練習にも短期だけではなく 中長期の視点を持つ方がよい という話をしてきてました。 おそらく既存の教室や教材では この短期の部分にフォーカスして 教えられることが多い もしくは、現実にはそれが ほとんどではないでしょうか。■言い換えれば 長期は戦略的思考 中期は戦術的思考 短期は戦闘的思考 と言う考え方でいくと 多くのチマタの教材 は戦闘そのものに注力 しているわけです。■そして戦闘の話ばかりしてると 例えばどうやって その戦い方を身に付けた 編み出したかは身につき難い むしろ、教えたくない という先生も中にはいるかもしれませんが(p_-)■しかし、生徒さんの幸せ に意識をするならは、 彼らが弾きたい曲を アレンジしたいときに どうすればいいか? これをお伝えするのは 本当の教師ならば指名とも 思えるのではないかと思います。 もちろんあらゆるレベルにも よりますが^_^■なので僕のこのメルマガでも 散々、しつこく^_^ 書き続けていますが レッスンでも実際の技術と同時に なぜそうするのかという 戦略、戦術レベルの話を つねに、お伝えします。■例えば ▲左手の移動距離を最短にする ための指遣い ▲動きが止まらない円運動のピッキング ▲出したい音が速度最大になるストラムの位置 ▲指を自由にする楽器のホールド ▲ピッキングを安定させる支えの作り方 ▲コードを途切れさせないメロディの弾き方 ▲などなど 個別、具体的かつ 根性論、精神論は排除した 物理的な説明を 繰り返して行います。 これが戦闘に対する 戦術や戦略であったりするわけです。■そしてそれこそ 中級以降からは、 是非マスターして頂きたい 中期、長期的なレッスンんになっています。■これが身に付けば 自分で曲をアレンジするとき もしくは、アレンジされた曲を弾きこなす時にも 自然にこういう考え方が 働くようになって このコードは進行から考えて こっちのフォームのほうがいいね! とか、 この部分わセーハは中指がいいね! とか、 ここは、右手親指で弾いた方がいいね! などなど、知識が演奏に直結 するに至るわけです。■というわけで 演奏の戦闘に値する 実際の演奏技術に対して 戦術、戦略思考にあたる 中期的、長期的視野というのは いかに体に自然な動きをさせるか 無理な動きをさせないか といったところに集約させてくるようです。━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛