ウクレレ上達の法則:タッチで音色を支配する

 
【タッチで音色を支配する】
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■楽器の音色はタッチで変える
ピアノの音色はタッチで変わるか―楽器の中の物理学
を随分以前に読みましたが
変わるかどうかはレビュー
通り書いてありません^_^
実際には変えるものと
ピアノ奏法の基礎 ジョセフ・レヴィーン
を読むと書いてありまして
■叩く系の楽器を
金属棒で叩くとシャープな音
棒をフェルトでくるむと
柔らかくなる。
の例がでています。
ピアノの豊かな音色を出すにはゴツゴツした指より
肉厚のふっくらした指
がよいとされています。
■タッチの変え方
シンプルに書くと
指を立てて弾くと硬い音
指を寝かせて弾くと柔らか
ウクレレも同じですね^_^
■タッチで音色を変える
ピッキングのとき右手を
弦に対して立てていく
弦と指の接する面積を少なく
そうすると硬いシャープな音
になります。
これがハードピッキング
■指を弦に対して寝かせると
接する面積が増えて
柔らかな音になります。
指の肉がフェルトの役目
を果たすわけですね。
これがソフトピッキング。
■ストラムでタッチを変える
ピッキングは指の角度で
自在にタッチを変えました。
ストラムの場合は
爪側が当たるとかなり硬い
シャープな音になります。
同じダウンでも
人差し指ダウンはシャープ
親指ダウンはソフト
なタッチになりますね。
もちろん親指ダウンで
指の寝かせ方を変えれば
音色は変えることができます。
■レガートのためのソフト
実はレガートを調べて
ジョセフ・レヴィーン
の書籍にたどり着いたのですが
レガートは音楽での概念
「滑らかに」
でピアノの分野でもかなり
レガートを実現するため
奏法が研究されています。
■レガート実現のため
右手の技術としては
ソフトピッキングを使い、
左手の技術としては
音を切らずに運指も繋げる。
左右の手が協力して
表現を創り出すのですね。
■動きが止まらないこと
根本的には動きが止まると
生命の死を意味します。
なので右手の動きが
ガチガチに止まれば
左手がいかになめらかに
動いていても音は途切れて
しまいますし。
左手がなめらかに動いても
右手がこの動きを止めると
効果は小さくなります。
左手と右手の協力で
滑らかな音を創って行きましょう^_^
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