ウクレレ教室:速く弾くには、基礎からゆっくり練習するその理由

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <今日のうずまきシステムデザイン論> 【速く弾くには、ゆっくり練習するワケ】 ─────────────────────────────────── ■2012年タイウクレレフェスにてクラシック「月の光」を弾くと… しーん… やっちまいました。 全くウケず。
■もちろんウケるかどうかは最重要ではありませんが、 やはりオーディエンスを喜ばしてナンボ ではあります。
■僕も初心に戻って ピッキングソロをやり始めた頃 とにかく 速くて、強くて、かっこいい そんなスタイルでした。 どうやらタイにはその辺りが ちょうど良さそう。
■今回はそんな曲を取り上げようと練習開始しました。 もちろん当時より磨き上げ ステージにあげよう。
■速い曲で大事なもの、お分かりでしょうか? 「正確さ」 速くても不正確なら ぼやーっとした、 解像度が低い演奏になります。
■演奏の解像度を高めようと思うと 指づかい、各テクニック をいかにリズムを正確に弾くか に直面します。
■ファミコンの文字はカクカクでしたが これは当時のテレビの解像度が低 いまはスマートフォンでも もっと小さい文字でもシャープ 解像度がかなり高くなったのです!
■ではどんな練習で解像度をあげたらいいか? 以前にも書いたことがありますが 「ゆっくり弾く」 これにつきます。
■スピード落としていくと弾きにくいスピード というのが実はあります。 その速度で弾く。 フレーズ練習して もう難しくて、 それでもできない場合 右手だけとか要素に分解する。
■分解が進むとどうなるでしょうか? エクササイズになるのです! ということで、ピッキングのエクササイズ ストラムとピッキングの融合 のエクササイズをゆっくり弾き その後フレーズに挑戦 を繰り返しているところ。
■エクササイズの過去記事は ピッキング1 https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/howtoplayukulele/pickingexercise1again/ ピッキング2 //youtu.be/p7GR9Ib0lQU 譜面 rar圧縮形式 //www.anuenue-uke.com/chinese/doc_download.php?art_id=430 ピッキング3 //youtu.be/CUMyH-IV308 譜面 rar圧縮形式 //www.anuenue-uke.com/chinese/doc_download.php?art_id=413 複数弦ピッキング ピッキングとストラムの融合 https://ukuleleschool.net/ukulelelesson/howtoplayukulele/exercise2tab/
■なぜ、ゆっくり弾くか? 失敗を繰り返すと、失敗を指が覚える。 ことが1つ もう1つは、フェルデンクライスというボディーワークがあります。 そのワーク理論に以下があります。
■ゆっくり動くと 動かす脳の指令と体の結果のフィードバックが長くなります。 この大量の情報交換がおきる。 よって時間をかけて動きをする。 そうすると動きの精度 つまり解像度が上がるといいます。
■以上2つの理由によって ゆっくり正確に繰り返すと 言う事、まずは念頭に起き ゆっくりのまま段々 エクササイズからフレーズに至り 最後にスピード上げてていきます。
■今回は音楽の幅を広げるというよりはあえて フォーカスを狭めて 解像度高める こんなチャレンジしています。 少し弾けるようになった方こそ 速く弾くには、解像度を上げる その為にフレーズを分解し ゆっくり練習する。 取り入れてみても良いかと思います! ━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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