ukulele」タグアーカイブ

上達の法則:指の人格により音を変える

昨日は感情があるだけではそれは伝わりにくく
表現技術を鍛える事で細かな感情も伝えられるようになるというような内容を書きました。
これがウクレレでいうとソロ演奏というわずかにウクレレ1台で
音楽の3要素であるメロディハーモニーリズム
■これを一度に表現する というような高度なことになると  感情論ではなくて、やはり物理的な演奏技術が 非常にだいじになるわけです。
■このときのメロディと伴奏を際立てて 弾き分ける方法として
 1指を変える 2表現を変える 3指の運動量を変える  と、これらの組み合わせ。
■とおつたえしました。 この方法を使うと、買ってきた 譜面もあら不思議。
 魔法のように演奏が立体的に なるではありませんか。
■そう、親指一本でひくようなアレンジの
 譜面をお持ちの方。
続きを読む

ウクレレ上達の法則:気持ちでは気持ちは伝わらない→表現とは物理的に変化をつけることから成されていく

こんにちは。ぼくが学生のころは軽音楽ロック研究会に入っており、
ヘヴィメタルやハードロックを演奏していました。あの激しさがたまらないのでした。
そのころは、気持ちで弾くとか顔で弾くとか(笑)そういう言葉がまだありました。
まぁ、顔も感情表現をしているので直結した脳の細胞から類似の信号が指にも出るならば顔で指が制御できるのかもしれません。
ただし、指が訓練されていれば。という条件を付けます。
■音楽の表現において僕は師匠に叩きこまれましたが 気持ちで弾く、感情表現というのは おかしな癖になるので 弟子入り当初の3年間は全く無しでした。
■むしろ意図的に排除して進めた とのことです。
 3年間は指を作る期間。  続きを読む

ウクレレ上達の法則:準備体操としてのエクササイズ、そして整理体操の意味とは

こんにちは。
今では登山くらいしか汗をかく事が少ないのですが。(それすら暫く行ってない。)
僕は小学校ではサッカー中学校では剣道をやっていました。いづれも中途半端でしたけど。
サッカーはファミコンを買ってもらうために始めて1年でやめてしまいましたし。剣道は試合の日に爪を切り忘れて棄権する。といういい加減さでした。(汗)
意外かもしれませんがそんな風でした。人は変わるものですね。
さて、当時はあまり練習方法も科学的で無かったような気がしますが
最近では、アスリートは必ず本番の練習の前にウォームアップをしますね。
体を温めて、状態を良くしていくと急に激しい動きをしてけがをすることの防止になります。
■楽器についても まずエクササイズでフィンガリングや ピッキングの基礎をやりますが。
 これはウォームアップの意味もあります。
続きを読む

調子の良いときに、宣言する=情報を伝え、実践~向上の実感を得られるところまでサポートする。

ウクレレマニアでの
ワークショップ終了しました。
 
 
池袋ジャズフェスティバル
ハンドクラフトギターフェス
キワヤでの勝さんのワークショップと
 
同じ時間帯にもかかわらず、お選び頂いた
皆様ありがとうございます。
 
何名かは、終了後急いで
錦糸町に向かわれましたが
 
僕は疲れたのでウクレレマニアで
コーヒーを頂きまして
帰宅の途についています。
 
 
■人のご縁は大事ですね
 
 人間は社会の間でしか生きていけない。
 だから僕も生意気ばかり言わずに
 謙虚にならねば。
 
 
■しかし言うべき事もいわないとなぁ。
 
 気がついた人が言わなければ
 皆で流れていくのも
 一概にいいとは思えません。
 
 
■やはりバランスでしょうか。
 
 本日、ウクレレビルダーの
 koichitaniさんもワークショップに
 参加して頂いたのですが
 
 非常に温厚な中に知性を包み込んだ
 方でした。
 
 
■お話しした時間は短いものでしたが
 

 その活動力や見聞きしてこられた内容の深さ
 そして、土地ごとの人の習慣や修正の違い
 などを鋭く推察されていました。
 

 僕も見習いたいと思います。
 
 
■制作された楽器を今日もお持ちでしたが
 ハイフレットまで良く鳴る楽器でした。
 
 お役にたてるアドバイスをできれば良かったのですが
 
 背景、目的、共通の目標などを
 考えながら話をすべきと思い
 多くを語る事は避けさせて頂きました。
 
 
 
■彼の笑顔を見ていますと
 
 本当に純粋にウクレレが好きなのだな
 
 おそらく、純粋に音楽が好きなのだな。
 
 と伝わってきました。
 
 
■本日僕がワークショプでお伝えしたのは
 
 最初に、学びの進む要素
 と題してホワイトボードに
 キーワードを図示して
 座学をやりました。
 
 
■つぎに、エクササイズ。
 
 そして「海」という日本の古い曲を
 
 題材に
 
 ピッキングレガートという
 ウクレレという音の伸びの短い楽器で
 ゆったりした曲を弾くときにこの弱点を
 補い、活用する方法を練習しました。
  続きを読む

詞は飛び、書は残る

こんにちは。
■手元に1枚のメモがあります。
 先日ラファエロの展覧会をみにいったときのもの。
■曰く 新古典主義時代の典型的な手本  師と扇いだ人の作品を完璧に模倣した 後にどちらが作成したか鑑定できないレベル
 入念な素描の上に色彩をのせた
 キリスト今日の三本柱 信仰 慈愛 希望
 教皇をとりこにした
 素描は版画にして多いに販売した
 ■極めつけは
 彼は多くの弟子をとったが画工に接する ようにではなく、息子に接するように愛情をもって 接した。
■読むだけで涙が溢れますが  こういう言葉すら記憶のメカニズムからいうと 3日で忘れます。
 でも今こうして皆様と共有できるのは 嬉しいですね。
■やはりメモをとったからです。
 詞は飛び 書は残る
 とはよくいったものですね。
続きを読む

ウクレレ上達の法則:古典的でありながら、同時に自分流であること

こんにちは!
いよいよ上着もほぼ不要になってきました。
シャツとかスウェットくらいでいい季節になってきましたね。
さて、僕はいつも
自己流を避けて、大いなる古典を学ぶ事を力説していますので、
本日のタイトル

あれっ
と思った方もいるかと思いますが。
■もちろん、古典の重要性は変わりません。  ウクレレにしても書道にしても これを学ぶことが必須と思います。
 古典のなし得て来た様式美 を自己流で産むというのは無駄というか 自己満足的なことというのは変わりません。
■ただし、人間は自分で決めた事以外で 失敗したと思うと納得が行かないもの 人がああいったのでそうしたら、 うまくいかない!
 と未消化になってしまいます。
■この思いが強すぎる人が 勢い余って譜面があるにもかかわらず 古典を耳コピして10倍くらい時間を 使うのだと思います。
続きを読む

ウクレレ上達の法則:知識や知恵ををシェアしてくれるコミュニティや人にくらいつく。

こんにちは!
いよいよ暖かいですね。本日も帰ってすぐにiPhoneのタイマーで10分セットし掃除しました。
非常に乱雑な部屋なのでなかなか片付きませんが、均衡してそれ以上汚れないといったあたりです。
もうちょっとリセットしたいところですが、
■昨日は本やDVDを大量に(僕にとって) 発注しました。
 6月に台湾でのジェームスヒルという 世界でも最高のウクレレ教師・奏者の 一人であるカナダの方のワークショップ (3日間x3年)
 に参加するわけですが。
■実は僕はウクレレのワークショップというのは 国内よりも海外での参加の方が多い と思います。
 国内で参加した記憶が、、、 ウッチーさんのくらいですので。
■それでアメリカやカナダですね。 ニューヨークやポートランド 等々でワークショップをとってきた わけですが、
 ポートランドとカナダのウクレレケイリーで 参加したジェームスヒルのワークショップ
■超難しかったのです。。。
続きを読む

ウクレレ上達の法則:意図的にやりのこす

こんにちは。
 
さて、今日は継続について少しかきます。
■きょうは時間をとってウクレレを練習しました。 そして、昨日稽古でおさらいした曲を 何曲か練習したのですが。
■意図的に1曲外しています。
 そう、未完了のままなのですね。 これはやらなくては  という感触を残しているのです。
■この違和感があとで効いてきて あ、残りの曲もやらねば という効果を期待しています。
■かいてしまったからには 今日の夜か、明日には この曲を練習しちゃったんだよね
 という報告が欲しくなるでしょう(苦笑)
今日は短めに(決して手抜きではございませんよ!)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【上達の法則】 もうちょっとというところで止める そうすると、やりたい気持ちが 残る。
 また完了させたい感が持続し つぎに繋がります■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

三度のメシより好きな、TVを手放してわかったこと。

僕はあるとき、師匠を真似してTVを部屋に置く事をやめたんです。
当時の師匠は部屋にTVを置きませんでした。
しかし、ときどき食堂などで見るTVは新鮮で、やはりフィギュアスケートなど競技は素晴らしい。
逆にバラエティなどの騒々しさ、うるささはひどいものだとわかりました。ああいうものがいつも流れていれば慣れますのでおそろしいことですが普通と思ってしまう。
■僕は両親が共働きで 放置される時間が長かったので(笑) TVをずっとつけて両親はお守りの かわりにしたのだそうです。
■ということで、学生時代も、社会人に なっても、部屋にいるときはTVをつける 朝起きたらTVをつける  寝ている時も放送終了後のホワイトノイズ がついている。
続きを読む

上達の法則:ウクレレ上達の条件をお茶の間に見いだす

今日もおたよりを紹介します。
*******ここからおたより***********
高橋重人さまメルマガ楽しく読ませていただいています
ただ今 私 ウクレレ練習に夢中になっています
いつウクレレに出会ったか?今から~~~~45~50年前、私が子供の頃から、実家にウクレレが転がっていました。
お正月には家族みんなで演奏会父親はアコーデオンにハーモニカ、兄や弟はギター、母は三味線私はウクレレや木琴、果ては鍋蓋まで、
音の出るのもは何でもよしと楽しかったお正月を思い出しています
実家での両親揃っての演奏会はできなくなってしまいましたが
5人の孫の婆となった今ちびたちと演奏が出来るようにひたすら練習
少しずつですが上達していく自分がうれしくて
狭い我が家、下手なウクレレを聴かされている我慢の爺に 感謝、感謝、感謝です                  小町さん
*******ここまでおたより***********
小町さんありがとうございます。
しかし、三味線とウクレレとギターなんてスゴイ組み合わせですね。
音が出る事への純粋な喜び少しずつ上達することの嬉しさ幼き仲間との共同作業できる感動
うーむ、なにか音楽の大事な事を意識させて下さったおたよりです。
■これってなにかが上達するときの条件 かもしれませんね。
 1好きな事で、自分が行動すると音や見た目で  結果として出てくる。 →楽しい
 2少しずつでも上達(が実感できる、見える) →嬉しい
 3楽しい仲間好きな人と一緒に楽しめる →感動
■1番目はこれはもう好きな事探しの 話ですね。
 たまに無趣味ですという方がいますが 見ていると人によってはプライドが邪魔して いる方もいますね。
 これって凄く損かもしれません。
■最初はなんでも下手で当たり前 なので、たとえ書道教室に行って 隣で書いている中学生より字が下手でも 笑って(内心あせって) 続ければ、それなりに上手くなります。 (それなりになったつもりです)
■ぼくも新しい事を始める時は その下手さ加減に 笑っちゃうのですが、  そのこれから全部身に付く期待感と できない悔しさを味わうようにしています。 結構、これは楽しいものです。
■2番の上達が見える のは、大切ですね。
 周りに仲間がいれば、結構正直に 感想をくれるのでいいですね。
 よくウクレレの生徒さんで男性の方ですと 奥様がかなりシビアに批評して下さる方が いるようです。
■僕の場合は姉でした。 辛口なわけで、
 まあ、こういうウクレレの標準? とかゆるくていいよねみたいな 特有の雰囲気に染まってない方 のご意見は非常に参考になります。
 ウクレレ演奏であるまえに、音楽として どうかが問われますからね。
■3番の仲間は 大事ですね。  励まし合い、競い合い、たたえ合う。 またお孫さんだと成長が見えて嬉しいでしょう。 楽器が上達するというのも成長ですしね。
 そう、人間はいくつになっても 成長できるもの。
 僕が音楽を通じて、お会いしてきた方々もいくつになっても、昨日より1つでも良くなるという考えでやっている人がいらっしゃいます。
そういう気持ちの1年と、ぼんやりの1年では結果が違ってくるのでしょうね。どっちがいいとか言う事ではなくてどっちが好きか、どっちを選ぶかですね。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【まとめ】 上達の要素 1好きな事をやる、結果が出ること 2上達が見えるやりかた 3仲間とやる
 そして一日一歩、逓増を心がける。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■