ウクレレ上達の法則:感情表現=物理変化:指の運動量で音の長さを変える

こんにちは。関西の西から梅雨入りですね。きもちはカラッといきましょう。
そうそう、ぼくのウクレレと音楽の師匠森拓治の演奏がありますのでお知らせしますね。
ここだけのお得情報です。
6月5日(水) Jazz Live 新宿アヴァンギャルド☆入場料: \1,000 ビール: \300☆日程6/5  19:30~ 演奏: Nahele Nui Uku Orkestra森先生のクラスのメンバーの演奏 そして森先生 と ホルン、パーカッションのトリオの2部構成です。
Tiny Alice //www.tinyalice.net
 
さて、感情表現には物理的変化を行う事が必須ということでお伝えしてきました。
■大きくはメロディと伴奏の弾き分けですが
 1指を変える 2弾き方を変える
 という話でした。 これだけでもかなりの組み合わせになりますね。
■さて、ここでついに! 一発のピッキングを極めると そこまでコントロールできる というお話です。
■ハワイのウクレレの神様 ハーブオオタさんはご存知でしょうか。   この天使のセレナーデ(ソングフォーアンナ) は恋は水色を作曲した フランスのアンドレ・ポップの作曲
 ハーブオオタさんが演奏しています。
■さて、いまはオオタさんは親指1本で演奏していますね。 昔は人さし指も、他の指も使っていましたが。
 本人いわく、レイジーだから。 親指一本だそうです。
■本当は色んな指を使う方が表現しやすいのです。
 しかし、オオタさんクラスになると 親指一本。
■この一本で表現の秘密をお教えしますと 指の運動量なんです。
 映像をみると何となく分かるような気もしますが。
 メロディの音を弾く時の指の動く長さは ほかのアルペジオの構成音よりかなり 長いです。
■それだけかい! と思うかもしれませんが。 これを全部同じように弾いたら まあ、全部伴奏みたいに聞こえますよ。
■なぜ運動量かといいますと アルペジオの同じ間隔のなかで メロディについては 沢山の距離を動かすとなると  ここは速度が増しますね。
■速度が増しますと 持っているエネルギーが増えます。 この指がもつ大きなエネルギーが 弦に移り結果として 長い音という仕事をするのです。
■太鼓だって 手首からたたいて8分音符 肘から先でたたいて4分音符(2倍の長さ) 腕からたたいて2分音符  (さらに2倍)
 なんていうのが基礎の基礎で 教えるくらいですので 運動距離は長さなのです。
■使う指を変える、奏法を変えるに加えて
 指を動かす距離を変える
 というポイントが出ました。 これらを組み合わせる事で 無限とも言える表現ができるのです。
■これだけやれば 当然、きめ細かい多彩な表現ができます。 ウクレレだから出来る訳でもなく。 ウクレレなのにこんなにできるのも間違いです。
 先入観でウクレレは表現力が少ないように 思いますが、こういう技術が広まってないだけですね。
これからもこういう技術をどんどん言葉だけでなく実際に御伝えしていきますよ!
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 メロディの音について長い距離を弾けば オオタさんみたいな音に近づきますよ。
 あとはこれまでの組み合わせで無限の表現ができます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■