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<最近の活動>
▼レッスン2コマ
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■こんにちは高橋です!
昨日は午前から
横浜たまプラーザでレッスン
移動し、渋谷にてレッスン
レッスンで説明が必要だった部分
ポイント、質問が出た部分などを
フォローメールでまとめて
音源とともに生徒さんに送るのですが
■今回、横浜ではメルマガやレッスンの
ご感想として
「今まではテンポについては
早い遅い位しか気にしてなかったが
アナログメトロノームを使って
口でカウントすることで
やっとリズムの表裏が体感できた」
「本当に情報が溢れていて
たまたまネットで見つけたものをやって
できないとハマってしまう。」
あたりの、ご感想も嬉しく拝見しました。
そして!!!
■セーハが苦手!
という方を徹底してフォローしたことから
多くの、半諦め状態の方にも
適用できるセーハ対策が構築できつつあります。
こちらは、また別途教材にするつもりですが
まずは、最新状態で言語化してみようと
思います。
■さて、それでは本日の
うずまきシステムデザイン論
〜人生に豊かさを組込むヒント〜
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<今日のうずまきシステムデザイン論>
【セーハの音が出ない理由と対策】
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■セーハが苦手なMさん
お話を聞くと
以前の教室にて
「小指が寝てしまう」
と、先生に伝えたところ
「それは仕方ないです」
という回答をもらって
そんなものかとそのままにしていたそうです。
■見ると、小指の皮がむけています
お話を聞くと
小指が寝てしまうので
力を入れて、入れて
皮がむけて痛い
という状況でした。
■お話をさらに聞くと
昨日家でやったときはセーハが
ちゃんとできたけど
今日は1弦が鳴らない。
できるときと
できないときが
あるけど、原因が分からない(涙)
■ということで、
徹底してフォローさせて頂きました!
高橋のレッスンでは3コードの
エクササイズから初めて
曲に移っていくのですが。
エクササイズは6つのキーで出来るように
解放状態のC、F、G7
から初めて、1フレットから5フレットまで
セーハして3コード主体の練習をします。
■楽曲は総合問題。
エクササイズはこの総合問題の
動きをバラバラに細かくした
基本問題です。
楽曲がフィギュアスケートなら
エクササイズは、まっすぐ滑る
曲がって滑る、基本技術なのですね。
応用の演技は基本技術の組み合わせ
であるのだから、応用という特殊事例
をやる前に(同時進行で)
一般的な、基礎技術を抜き出して
反復度を上げた「エクササイズ」
をやることで、応用問題が解ける
速度はいそがば回れで早く
確実に精度が高くなります。
※エクササイズの過去記事はこちら
■ここのセーハで(音がでない!!!)
「セーハを入れたところでムラがあるんです」
聞きますと
1弦の音が出たり、出なかったりする
また、小指が寝てしまい、力が逃げるので
強く押さえすぎて皮がむけている。(涙)
ということでご相談頂きました。
音にムラがある場合は必ず
体の使い方、物理的にムラがあります。
必ずあります!
決して「そんなもの」ではありません。
■セーハで音が出たり出なかったりする
そいう原因としては
セーハする前後で物理的に
変わっている部分がある!
と言う話をしました。
高橋が見ていると
セーハの時に、手首を突き出すように
していることに気がつきました。
この方、指が短いという認識から
届くように指を届かせる意識で
突き出していたのでしょう。
そのため、ネックと手のひらの
空間が大きくなってしまう
指が指板から浮いてしまって
音が出にくくなっていました。
■覗き込むとさらにカタチが崩れる
また、こういう手首や手のひらとネック
の関係が崩れる原因の主役クラスは
指板を見ようと覗き込む
指板を上に向けようと手首を突き出す
の両者なのですね。
覗き込むと、重い頭を支えようと
首、背中、に緊張が発生し
腕から手の動きが制約されます。
指板を見やすく上に向ける。
は、今回の手首を突き出す動作と対で
スペースが崩れるので今回の主犯格ですね。
■意識化してもらう
原因が分かったので
どうなっているか伝えて
再度コードチェンジして頂くと
「本当ですね!」
手首が突き出すように
前にでて、ネックと手のひらの
スペースが大きくなる状態への変化
ここに気がつく事ができました。
■注視すると周辺が見えなくなる
昨日のメルマガでもお伝えした
「遠山目付」(えんざんのめつけ)
という話にもあるように
指先に集中して注視していたから
手首の動き等までは見逃して
しまうんですね。
目で見る事もそうですが
一部に集中しすぎることによって
他の部分の変化に気がつきにくい。
状態に人は容易になるものです。
※そこでしかるべき教師の存在意義が
あるんですね〜
■さらに、このセーハのとき
手首を突き出すと
手のひらのスペースが変化し
※微妙ですが親指の人指し指側
がネックの接点へ回転する。
その結果として
小指が寝てきましたね!
原因が分かったときの
Mさんの嬉しそうな顔と声は
講師冥利につきますね〜
■セーハの対策!
そこで上記の対策として
その場で思いついた1案が
上手くいったので共有しますと
1弦上で
人差し指 1フレット
中指 2フレット
薬指 3フレット
小指 4フレット
を押さえた状態で
各指1関節と2関節を
それぞれ曲げて押さえる。
(片方だけではなく)
あっさり書いていますが
1関節、2関節を両方
曲げるのがポイント!
これで小指が立つのを確認しましたね!
(セーハしてない時の、理想状態)
■ホームポジションをセット
このときの楽器と手指
手のひらと手首等の位置を
ホームポジションとしてセットします。
(基準として考える)
手首をあまり突き出したり反らせたり
せずホームの関係性を保ったまま
意識しながらセーハすることで
きちんと各指を立てたまま
セーハも上手くできることを確認しました。
(やりましたね!)
■原因をさらに対策するには
きちんと指が押さえられているか不安!
だから、確認しようと、覗き込む。
指板を上に向ける。
この動作を無くすには、
覗き込まずに、頷き程度で
手元を確認する。
同時に、音で正しく押さえられているか
確認できるように
新しい習慣を付けていく必要があります。
まずは、カタチが崩れないように
鏡を使って練習するのがとっても
オススメです。
また、崩れるクセが
分かりましたので、
音が出ないときに、慌てず
ホームポジションに立ち返り
そこから指を1本ずつ動かし
コードを作っていく。
これで必ず音が出ますので
つど新しい習慣を上書きしていけば
きっと苦手だったセーハは過去の記憶
自由に演奏できて。
セーハが無い曲を選ぶなど
ネガティブな要素も無くなって参ります。
丁寧にやればセーハなど
恐るに足りません(笑)
楽しんで参りましょう〜!!!
━━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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