【人前で上がってもスピードをキープするコツってありますか?】
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■こんにちは高橋です!
昨日は午前中にレッスン1件
本日もレッスン1件
14日間メール講座経由の動画をチェック!
どっぷりとウクレレに浸った
毎日です!
さて、
メルマガにご質問を頂きました!
_____ここからお便り_____
いつでも弾けるように、
毎日のルーチンで同じ曲を
練習しているのに、
ライブ当日に微妙にテンポを
早く始めてしまい後半がボロボロ、
または途中から早くなってきて
やはり後半がボロボロ?
人前で上がってもスピードを
キープするコツってありますか?
kiboringさん 男性
_____ここまでお便り_____
kiboringさん
ご質問ありがとうございます。
いやー!
良い質問ですね。
タカハシこういうの
考えるのも、回答するのも
とっても好きなんですよ。
■いやー私も緊張しました。
もちろん今でも緊張しますが。
タカハシも演奏前はドキドキして
手のひらがあせ
びっしょりになったり(手汗)
呼吸が止まってしまって
テンポ感がおかしくなり
どんどん加速してしまったり
ど忘れして演奏が止まったり
したものです(冷汗)
トイレで鏡を見ながら
「できる。できる。」
と繰り返したり
いろいろこれは緊張と
つき合ってきました。
■なぜ速くなるのか?
まず
なぜ、速くなってしまうか?
ですが、緊張することで
呼吸や脈が変化するんですね。
たいていは早口になるように
呼吸が浅く速くなる。
呼吸1回と心臓の鼓動4回
なんていうリンクもあるようで、
呼吸が速くなれば
脈拍も速くなります。
脈拍が速くなれば
呼吸も速くなります。
■リズムは鼓動からですので
こうなると
演奏も速くなって行く!
自然な道理ですね。
緊張する状態というと
猛獣から逃げるとか
獲物を狩りする
という太古の記憶の状況です。
交感神経の優位な状態。
(戦闘状態ですね!)
ノルアドレナリンの上昇により
起きて来るようです。
■だれでも起きる事
緊張して加速するのは
だれでも起きて来るので
緊張しながらも
曲をなんとか終えて
ひとつ経験値があがった!
と喜べば良い訳です。
ただし、この緊張感を下げたり
なるべくボロボロよりは
いい状態で弾きたいですよね。
■日頃の練習で出来る事
これは、たとえば
速度10を基準として
15くらいまでの速さでも
弾けるように練習する。
すると12、13くらいまで
加速しても大丈夫なんですよね(笑)
別途3とか4の低速で弾く練習。
これも有効ですよ。
遅くなると
実際のコントロール
が効いてない部分は
うまく弾けません。
いつもの速度では
弾けているように見えても。
落下していくように、
コントロールが効いてなく
速度が上がっても
下がっても弾けなくなる部分。
ここは、実は弾けてないんです(涙)
遅いテンポで確実に動きを意識化
→無意識に落としていくことで
コントロールして弾ける状態になります。
■リハーサル
ライブ本番にいきなり
新曲をやると超緊張しますね!
家族でも、お友達でも
聞いて頂くと良いですね。
できれば本番と同じ状況
(同じ場所だと最高ですね)
椅子なのか立ちなのか
同じ服装。同じ靴。ベルト。
時計はするのか外すのか。
照明は暗いのか?
等々合わせていくと
本番の不測事態を減らせます。
■当日に出来る事
深呼吸。
これが一番カンタンで効果
が高い気がします。
気持ちの緊張から
交感神経が過度に優位になり
体にもそういう状況が起きるのですから
気持ちを無理して
リラックスさせる努力より
体の部分から副交感神経を
優位にしていくのが良いですね。
だから
・深呼吸
・お湯で手を温める
・あたたかい飲物
あたりがカンタンで効果的です。
■演奏中にできること
演奏中も息が
浅くなりがちです。
実は演奏の不調はこれが
大きいかもしれませんね。
呼吸が乱れれば
やはり体は言う事を
ききません。
鼻呼吸を意識してみてください。
※というわけで鼻呼吸の習慣をつけるべく
寝る時の口テープの登場となるわけです。
タカハシも愛用しています。
https://amzn.to/2SUz8S0
冬場の風邪予防にもなりますよ。
譜面の頭に
「鼻呼吸」
「深呼吸」
と書いておくだけでも
意味があります。
緊張したら色々忘れますからね。
■道具を使う
アプリでも電子メトロノームでも
音が出ずに色とか光でテンポ
を表示する方法がありますね。
これを使ってテンポを取る。
スタートから速くなるのは避けられます。
ただし、弾いている間に
ズレて来ても無視する根性というか
図太さは必要です(笑)
もしくは、ちょっと遅めのテンポ
でスタートしてもいいんですよ。
そうすると演奏は楽だから
気持ちのゆとりも増えて
良い結果になることが多いです。
是非ご参考になさって下さい!
_____ここからお便り_____
→kiboringさんから後日返信が届きました!
「回答ありがとうございます
とても参考になりました。
特にスピードを変えて練習する事と
光るメトロノームは即取り入れます。」
_____ここまでお便り_____
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