ウクレレ教室 中国4000年の歴史と闘わない学び方

<今日のうずまきシステムデザイン論>
【4000年の歴史と闘わない】 ───────────────────────────────────
本日は台所からお届けします男の台所です(笑)
調理酒とつまみ食いで、材料が無くならないように しなくては!!!
 
■教室や先生を探すポイントについて千秋楽
 今回は古典を学んでいる先生かどうか
 という点についてお話をします。
 
■中華料理が好きで、よく食べに行きます。
 中国4000年の歴史とも言われております。
 この料理のというのは、要素としては
 「素材」と「レシピ」
 これが重要です。
 さらにレシピに書ききれない部分が
 「ノウハウ」

 として時には秘伝で人から人に伝達されます。
 
  ■このように人から人へ
 素材の選び方であったり
 レシピそのものであったり
 もちろん、書ききれないノウハウが
 脈々と伝わるわけで、
 
 

 何の経験もなく
 
■いきなりラーメン屋さん始めるおじさん
 がいますが。
 「おじさんラーメン」
 と名付けましょうか(笑)
 おじさん、ラーメン造りどこで修行したの?
 と聞くと。
 おじさんは、修行はしてない!
 
■全部おじさんの俺流だ!
 もしかしたらおいしいかもしれません(?!)
 でも、中国の人が隣に伝統のラーメンの看板を
 かけていたら、
 どっちに入りたいでしょうか?
 やはり、というかおじさんラーメンは
 かなりの確率で隠し味みたいな部分が
 忘れられてる可能性があります。
 
 おじさん、4000年の歴史と人生50年で
 闘おうとしているのでしょうか?
 
■中国人だったら中華料理修行しなくても作れるじゃん!
 という話もあるかもしれませんが
 それはお母さんおばあさん
 その先祖代々、家に伝わる
 (ほとんど口伝で)
 「材料の選び方」と「レシピ」
 母から子へ伝わる「ノウハウ」があるわけです
 
。 ■われわれも、日本人であれば味噌汁ぐらい
 作れるわけですが、
 これを外人が作れるかと言うと
 ダシの取り方が分からないようです。
 
 日本だと、削った鰹ぶしとか
 干した椎茸,とか昆布ですが
 よその国だと、骨付きの肉とか
 まるごとの野菜とか
 そこからして、
 いろいろすんなりといかないわけです。
 
■なぜならば、ラーメンにもどると4000年の味は
 経験値のカタマリなわけで
 何千、何万、何億人が横並びでスタートしても
 いいものが残って
 おいしいダシの取り方、スープの作り方の基礎ができ
 そこから、さらにそのおいしいスープのベースの上で
 やっとラーメンも投入されてくるわけです。
 
 だからつまり、一人で4000年かけても
 到達することは難しい。
 (一人で4000年も生きれませんし。。。)
 
  ■おじさんが、俺流スープの研究をしている時間
 これは、すでに研究されつくしたことの繰り返し
 である可能性が高いのです。
 このラーメンが音楽、ウクレレになると
 とたんに、鼻が利きにくくなることも
 あるかもしれませんね。
 なぜなら
 
■ウクレレ自体の歴史がそう長くない。(100年ちょい)
 新しいジャンルなので、俺流専門家
 という先行逃げ切りのポーズが乱立するわけです(笑)
 しかり、ウクレレを弾くと言っても
 音楽をやるわけですから音楽の伝統があります。
 
 また、弦楽器の弾き方の伝統
 ウクレレ自体の伝統も短いですがあります。
 
■これらが古典に詰まっているわけです。
 古典の例をさらに出しますと、
 小学校の教科書ってあらゆる学問のきほん
 が掲載されていますが。
 これって、今の最先端の研究ではなくて
 過去最先端だった、古典の歴史ですよね。
 
 だけど、これをマスターせずに
 大学で研究しようとしても無理なわけです。
 (ちゅうか、大学に入れません。。。)
 
■音楽についても
 以上の話と
 なにか違う部分が見いだせるでしょうか?
 どうかな。。。。?
 僕としては、ぜひとも
 ハワイアンや音楽の伝統をリスペクトするような
 先生をおすすめしたいところです
 
■彼らは、じゅるっとよだれの出るだしの取り方だけではなく
 こしがあってしこしこの、そばの打ち方
 さらに、そえてある餃子の作り方も
 デザートの杏仁豆腐の作り方も
 

 意識的に知っているのは、古典を学んだ
 先生達の中にいる可能性が高いでしょう。
 
■是非、違いが分かる男(女)になりたい?!
 おじさんラーメンと日清のカップヌードル
 また、ホテルの中華の上品なフカヒレそば
 おばあちゃんのカレーと、ボンカレーと
 インドのおっちゃんがなにやら作っている
 ナーン付きのカレー?!
 
 死なないように食う
 だけであれば、いづれでもオッケー!
 
■しかし、自分が作るとなると
 どれを作れるようになるのか?
 意識して選びたいところ。
 でもこのうちの一部しか、食べてなければ
 味の違いは分かりません。
 

 まずは、色々たべて味がなんとなく違うような気がする。
 そして自分で作って、詳しい人に作り方を教われば
 隠し味も(高い再現性で)分かって来るわけです。
 
■おいしい音楽を楽しみたいし
 また弾いていきたいなと思うものです。
 

 まぁハウスも日清もすごいですよ。
 すごく研究してますよーーね。
 それを我々が調理して作ってると思ったら
 だいぶ間違っていて
 全部素材から集めて
 同じものを作れといわれても、
 まず作れません。
 
■おっと!
 話がだいぶそれましたが
 まじめに伝統を研究しようとすると
 大きな組織でガッツリやるか
 個人レベルでいくならば
 人知れず秘伝を守っているような
 古典を大事にしている先生を狙う。
 そして古典を学んだベースの上に
 最新の新しいモノが作り出せたら最高ですね。
 
■まちがっても4000年の歴史と闘わず
 歴史をを経たすばらしい結果を、最短最速で
 淘汰されてきた結果をまずは
 頂きましょう!
 (ラーメン食べたくなってきましたね。。。)
━━━━━━━━━━━━━━━「うずまきシステムデザイン論」━━┛
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