昨日はエンジニア仲間の飲み会に参加しました。
役職のあるおじさんも参加されたのですが。
その方の下ネタに一同、爆笑。
しかし、話芸の人達は下ネタで笑いを取るのはたやすいとして、芸としては価値を置かないようですが。
もちろん語り部の話術人柄、内容もあるのですが、
それくらい、ホッとして笑ってしまう。
これって、何故かなと思うと人というレベルでの共通体験をベースにした共通言語
で語るから、分かりやすい。親しみやすい。こんな立派な(にみえる)人も、同じなんだな
(もしかしたら同じよりも。。。?)という点が作用しているように思いました。
では、本日の本題に参りましょう。
■さてウクレレを教えるとう視点でみると
意外と、初心者向けという ワークショップが多くあります。
しかし、行くとどうなるのか? まったくイメージが掴めません。
なぜなら、初心者という言葉 の共通認識が無いからなのです。
簡単にいうと、定義があいまい。 人によって異なるのです。
■3コードを覚えた程度が初心者? 1曲とおしで弾けたら中級者? 10個ぐらいコードを覚えたら 中級者?
これって数値化できない部類の 話だと僕は思っています。
■僕の定義で初心者とは。 自分で勉強を方向付けて進める前 の段階だとしています。
なので、自己流で行きますと 試行錯誤の連続で
うまくいくと、2年くらいで 方向付けに向かうかもしれませんし はたまた、試行錯誤に終始する かもしれません。
■なのでバーンと
演奏の概要を教えて、見せて そのある到達点までには こういう練習をすればいい
としっかり理解してもらえば ある部分自分で進める 方向ができてきます。
■よくインストールという言葉を 僕も使いますが。
これは情報に関して言える事で 体験は(身体レベルでは) インストールなどされません。
■パソコンに新しいソフトを入れたら その機能が増えて嬉しいですが 使い方は覚えないと いけませんよね。
同様に、ソフトを入れても CPUのスペックがあがったりも しませんね。
■ウクレレなど楽器演奏をするにも
体験に基づく情報が 整理できて
使いたい場面で身体が そのように動く状態まで もっていく必要があるので
まあ、一発である段階を 超えるなんて言うのは無茶な 話です。
■一回の30分とか長くて120分
そのワークショップで伝えられるのは せいぜい、情報が8割。
体験は2割でしょう。 (この2割が重要なのですが)
もちろん、この2割を左右する8割の 情報も非常に重要です。
■おそらく1曲をテーマにして とにかくマスターしてもらうことで
中級者の自覚、なんとなく上達の雰囲気 を味わってという曖昧な内容に陥り そうなくらい、
初心者向けというのは難しいジャンルだと やっと最近気がついてきました。
■受ける側も、教える側も
最初の定義があいまいだから。 結果がふんわりと、個人差があっても なんとなく、勉強になったようだから
ま、いいか。
そんなことがあるのかもしれません。
■そして、僕が注意しているのは
その例題の1曲を弾けるように なって帰ってもらうことではなくて。
他の曲についても、使えるような 共通の弾き方を勉強している という考え方や基礎の指使いの知識。
これを8割の情報でインストール してもらい。
2割の短い時間で体験 してもらいます。
■その場でできることは所詮すくない。
だから、帰ってから やってみよう。 できそうだーという予感。
これを得てもらいたいので 熱意をもって語ります。
■もやもやをはらす為にも
教わる方も、 教える方も
初心者とはどういう状態で 中級になるのはどういう状態か
すこだけ考えてみても いいかもしれません。
次回以降にもつづきます。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【まとめ】■初級者と中級者の状態が世間的に 非常にあいまいな現状があります。
その上で、ワークショップが開かれ ておりますと、結果として 得られた物が評価できないのです。
■僕の定義では自分で方向をもって 学んでいけるのが中級以上 その前段階が初心者です。
■ある程度の基礎知識を学ぶ事は いづれにしても必要ですが。 中級になるには学習方法を身につける そこがキーになるようです。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
このあいまいさ、が教育全般のある種の「怪しさ」に繋がっているのかもしれませんね。
「ワークショップ」タグアーカイブ
知らざるを知らずと為す是知るなり
論語の言葉(為政より)
知らざるを知らずと為す是知るなり
いつも古典はインスピレーションを与えますね。
そういえば、台湾で出会った中国の先生達。僕の事を知っていました。
日本に戻って来て、Facebookとかやっていてそのときの台湾や韓国の先生などは見つかりFacebookでも友達になったりするのですが。
中国の先生達っていませんね。どうやらFacebookもTwitterも公式には本土では出来ないようです。
香港や深センではできそうですが。こんど出会ったらどうやって情報を得ているかネットワークの秘密を聞いてみます。
■こんなふうに 見られているけど、こちらからは存在を知らなかった。 そういう情報の偏りがあるのですね。
■インターネットさえあれば 世の中の大半の情報が分かるような そんな気がしていましたが。
■まったくもってそうでは無いようです。 同様に 今回も故宮博物院に行ったのですが
なんと空白と思っていた 19〜20世紀の中国の山水画に すばらしいものがある事を知りました。
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ウクレレの先生ワークショップ:宿題が沢山! 一緒に学び続けていきましょう!
さて、台湾でのウクレレ先生向け
ワークショッププログラムを
受けていましたが、さきほど3日間のレッスンが全て終了しました。
初日はメロディ〜ハーモニー、リズムを分解してパートに分けて、教えていく。これを重ねる事で各人のレベルに合わせたパートをやりながら、全体で美しい音楽を作るやり方を学びました。
昨日は、夜にコンサートがあったので初日の拡張でスケールの教え方。そして夜のコンサートの準備に時間をかけたようです。
最終日三日目は、テクニックスキルに焦点をあて様々なストラム、そしてジャズのコード基礎をやりました。
■しかしアジア各国の先生達が集まっただけあって 様々なストラム紹介は驚きました。 台湾の先生達は中国の伝統楽器の奏法を活かしたもの。
タイの先生からはルンバの伝統奏法。 僕もロールストロークを紹介しました。
■そしてジャズコードですが 名前の付け方のルールは知っていましたが 実際に使われるパターンなどを ウクレレの先生からウクレレを使って 教わるのは初めてでしたので新鮮でした。
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すべてはスチューデントの音楽の旅の為に
台湾にてジェームスヒルのウクレレの先生向けワークショップ(3日x3年)に参加しています。
先日は名古屋ハワイフェスではじめてウクレレに触る方々にワークショプをさせて頂いたので丁度、問題意識を強くもってのぞめています。
勉強させて頂いている事をまとめっぽく書いていきます。
■ビギナーへのレッスンは重要 なぜならその人の音楽人生に深く関わることに なるから。
■多くの場合は一気にCFGの3コードを習って そのままのレベルになってしまうことが多い。
でも本当は最初はもっとスローペースで 良いのだけど その後も音楽を向上させていくこと。
■この音楽との関わりの人生を ジャーニーと表現していました。
そう音楽の旅です。 その人それぞの音楽の物語が 出来ていきます。
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ウクレレワークショップ:逆境のおかげでいつも以上の力がでる。
いやあ名古屋ハワイフェスは燃え尽きまして
昨日帰ってから14時間ねておりました。実は新幹線も寝過ごしたくらいなので、大分寝ましたね。
もちろん疲れの蓄積も自覚していたのですが名古屋で整体にいきまして。はい、ぼきぼきっと骨がなる奴ですが。
先生が、一目見るなり僕の体調を察して「お疲れね」って次の方にちょっと遅く来てくれるように連絡入れてね。
通ってくださーい。重傷の自覚あるでしょう?一日6時間は寝て下さい。
寝るというのは横になるだけじゃなくて意識が無くなる状態ね。
ということで通えませんが。多いに寝ました
■それで、ワークショップを振り返ると かなり逆境でした。 メイン会場のステージの爆音がもろに 直撃する場所にワークショップブースがありまして。
■はい、大きな通る声を出し続けました。 40〜60分を4回です。
そして、説明したら 皆の手を見てね、理解できているか 見るの。
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調子の良いときに、宣言する=情報を伝え、実践~向上の実感を得られるところまでサポートする。
ウクレレマニアでの
ワークショップ終了しました。
池袋ジャズフェスティバル
ハンドクラフトギターフェス
キワヤでの勝さんのワークショップと
同じ時間帯にもかかわらず、お選び頂いた
皆様ありがとうございます。
何名かは、終了後急いで
錦糸町に向かわれましたが
僕は疲れたのでウクレレマニアで
コーヒーを頂きまして
帰宅の途についています。
■人のご縁は大事ですね
人間は社会の間でしか生きていけない。
だから僕も生意気ばかり言わずに
謙虚にならねば。
■しかし言うべき事もいわないとなぁ。
気がついた人が言わなければ
皆で流れていくのも
一概にいいとは思えません。
■やはりバランスでしょうか。
本日、ウクレレビルダーの
koichitaniさんもワークショップに
参加して頂いたのですが
非常に温厚な中に知性を包み込んだ
方でした。
■お話しした時間は短いものでしたが
その活動力や見聞きしてこられた内容の深さ
そして、土地ごとの人の習慣や修正の違い
などを鋭く推察されていました。
僕も見習いたいと思います。
■制作された楽器を今日もお持ちでしたが
ハイフレットまで良く鳴る楽器でした。
お役にたてるアドバイスをできれば良かったのですが
背景、目的、共通の目標などを
考えながら話をすべきと思い
多くを語る事は避けさせて頂きました。
■彼の笑顔を見ていますと
本当に純粋にウクレレが好きなのだな
おそらく、純粋に音楽が好きなのだな。
と伝わってきました。
■本日僕がワークショプでお伝えしたのは
最初に、学びの進む要素
と題してホワイトボードに
キーワードを図示して
座学をやりました。
■つぎに、エクササイズ。
そして「海」という日本の古い曲を
題材に
ピッキングレガートという
ウクレレという音の伸びの短い楽器で
ゆったりした曲を弾くときにこの弱点を
補い、活用する方法を練習しました。
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ウクレレ上達の法則:知識や知恵ををシェアしてくれるコミュニティや人にくらいつく。
こんにちは!
いよいよ暖かいですね。本日も帰ってすぐにiPhoneのタイマーで10分セットし掃除しました。
非常に乱雑な部屋なのでなかなか片付きませんが、均衡してそれ以上汚れないといったあたりです。
もうちょっとリセットしたいところですが、
■昨日は本やDVDを大量に(僕にとって) 発注しました。
6月に台湾でのジェームスヒルという 世界でも最高のウクレレ教師・奏者の 一人であるカナダの方のワークショップ (3日間x3年)
に参加するわけですが。
■実は僕はウクレレのワークショップというのは 国内よりも海外での参加の方が多い と思います。
国内で参加した記憶が、、、 ウッチーさんのくらいですので。
■それでアメリカやカナダですね。 ニューヨークやポートランド 等々でワークショップをとってきた わけですが、
ポートランドとカナダのウクレレケイリーで 参加したジェームスヒルのワークショップ
■超難しかったのです。。。
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私が学び続ける理由
こんにちは!!!
暖かくなってきました。アイスがうまいです。
そうそう5月19日日曜日に池袋ウクレレマニアさんでWSをやらせてもらえることになりました!ごつごうよければ一緒に勉強しましょう!
さて、勉強熱心でえらいですねと少し知り合いかけたくらいの人に褒めて頂く事があります。
■ぼくはより多くの方々と楽しみを分かち合う そんな生き方を送りたい。
だから、私は学び続けるのです。
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ウクレレ上達の法則:学びの進む要素 09年
ちょっと昔の資料を調べていると。
なんと09年にキワヤで
ウクレレワークショップをやった時の。
前半の座学の資料が出てきました!
このころから上達の法則をまとめていたのでした。。。
今後、パワーアップ版がまとめられると思いますが。
今日は、09年版を掘り起こしておこうと思います!
ここまでのざっくりした簡素版のまとめにはなっていると思います。
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