上達の法則:「無意識の動き」を意識化し「望む音の動き」に変えて行く

先日のレッスンに以前NYで出会ったボディワークの先生が参加されました。
 

その方にも感想を頂いたのですが
やはり 自分の意識と体の動きに着目しておられる。

♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩ここより感想♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩
 

昨日はありがとうございました。
気軽に見学という気持ちでしたが実際ウクレレに触れ
レッスン受けると日頃馴染みのない集中力を使い、
帰り道、頭がボーッとしてました。
実に奥深いですね!
 

私は自分の頑固さや癖が顔出すとたちまち演奏が止まり、
呼吸も詰まるのを感じました。♩♩
 

自分が何をしているのかがわからなくなると不安になり、
わかる時はスムーズに楽しくなる。
何をしてるかわかれば、指の動き、呼吸も整い、
無駄なく洗練された演奏できそう。
 

中心から動けそう『動きを通じての気付き』の
レッスンは有効な気がします。
今日おかりしたウクレレ良いですね♪
 

S様 ボディワーク講師
 

♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩ここまで感想♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩
 

 

ボディワークとはなにかというと、体の使い方を意識的
に改善して無理なく目的の行動を達成する為の体系なのです。
 

そもそも西洋の音楽大学ですと必修科目のようですが
日本の音楽大学ではそこまで取り上げないように聞きました。
 

ましてやちまたの音楽教室では先生ですらそういうことを
ご存知ない事が多いようです。
 

僕がセッションをうけたことがあるボディワークは
アレキサンダーテクニックといって
オーストリアの演劇の先生(俳優さん)が鏡を前にして
意図する動きと実際の動きのギャップをつぶさに観察し、
修正して行った。
 

このなかから産み出されて行った考え方で。
 

そのものずばりの、演劇関係や演奏家などの
パフォーマンス向上に役立てられているんです。
 

しかしながら、最近は体の偏った使い方によって起きてくる肩こり(パソコンや事務仕事とかもありますね)
ですとか体の痛みを解消する方法の1つと言う取り上げ方をすることも増えて来ているようです。
 

僕もウクレレをはじめて3~5年までは体を酷使するので
腕も肩も痛くて痛くて
(もちろん食生活とか他のストレスとかも総合しての結果ですが)
 

いろんなマッサージだとか肩こり、痛みについて解消法法を調べていたのです。
 

そのときに、出会ったのがアレキサンダーテクニックでした。
 

マッサージなどは対処両方です。
つまり凝ってしまったものをほぐすという”対処”の発想なのですが
 

これらのボディワークでは
「意図せず行っている体の無理な動き、
余計な動きを(目的達成のために不要な部分)
意識化し止めて行くことで、痛みの発生を少なく、
できれば無くしていこう」
という”予防”の発想だったのがとても新鮮に感じました。
 

それでインターネットで先生を探して何人かの先生のワークショップや個人セッションに
参加しました。
 

やはりこういうその道のプロの方に見てもらいながら演奏すると
変なところに力が入っているとか、
じつは楽器の構えで腕や肘が自然な長さより小さくなって
しまっているけど自然な長さでこそちゃんと演奏できる。
 

なんてことが言葉で示してもらえて自分でも意識化できるよう
にじわじわ、じわじわ、なってくるんです。
 

また、先生に
「高橋さん歌もうたわれるの?」
と訪ねられるので、
「はい歌いますよ。」
というと 歌う前のリラックス方法としてベロや唇を
「プルプル」と言いながらリラックスさせる方法や。
 

もっと簡単に無声音
(アー なのだけど 空気だけ出ているような音)
を出すだけでのどがリラックスできるなんて裏技?
も教えてくれるんです。
 

こういう事を知ってくると、パフォーマンスの
激しい演奏家がやっているのはああいう音を出す為に
必要な事ではなくて視覚的に観客を煽っているのが
明確にわかってきますね。
 

 

なので、初心者の方で間違ってああいう動きをすると
ああいう音になると勘違いされる方がいるのですが
そうではないんです。
 

というわけで、Sさんのセッションも受けてみようと思っています。
また僕のレッスンとなにかコラボでWSなどやってみると面白いのではないかと思って来ていますよ!
 

やはりあらゆることに通じますが
 

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無意識の動き と 意識している音 のギャップを埋めるべく
まずは動きを意識し、効率的でない部分やベクトルが違う部分を修正し
動きを変えることによって、繰り返しの定着のなかで
意識している動きと意識している音が繋がって行くこの絆が太くなっていく。
これが楽器演奏の上達のある側面からみたサイクルなのです。
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動きを意識しきれていなかったのではないか?
という視点をある時期がきたならば持ってみてみましょう。
 

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